名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

蕎麦打ち名人から新そばが届いた

2012年11月14日 | セカンドルーム

 

今朝は氷雨が降っていたが、お昼前にはみぞれから雪に変わった。

路面は未だ地温が高いのでそれほど積もらないが、野山は瞬く間に白くなっていく。


紅葉もいくらか残っていたが、雪で隠れてしまった。


今朝方、ユキの小屋に雪除けの毛布を吊り下げおいたので、ぎりぎり間に合った。

友人の蕎麦名人が、岡山蒜山産の粉で打った新蕎麦を送ってくれた。
研究熱心な彼は、全国のそばの産地を訪ね歩き、名店ときけば遠路を厭わず食べに行って、舌と腕を磨いている。
日々の修行と他流試合の場数を踏み、最近は流れ職人の風格も出て、10年来頂いているが年々向上の様子がうかがえる。
特筆したいのは、ボランティアで老人介護施設を訪問し、実演を交えてそば談義をしながら、三たて蕎麦を提供している。
入居者が蕎麦打ちに参加したり、そばを食べに行った時の記憶が蘇ったりして、脳の活性化にも効果があるようだ。


さっそく大鍋で60秒間湯がき、冷水で締めていただいたが、しっかりした食感が好みに合い、キレがある割りに喉ごしも滑らかだ。
最初はシチリア島産の岩塩で味わったが、しゃきっと塩が効いて蕎麦本来の味と香りを出してくれた。

次にミツカン「追いがつお節つゆ」で食べたが少し甘過ぎたので、今朝がた掘った山わさびをたっぷり使って、贅沢なわさび蕎麦にした。
窓の外は大粒の雪が降っていたが、薪ストーブの暖かい部屋で食べる冷えて締まった蕎麦は、どこの名店そばより旨かった。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする