名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

都心回帰

2014年05月18日 | 雑感


ここしばらく、名古屋は五月晴れの天気が続いている。
今朝も快晴の空が爽やかに広がり、寝起きの気分もいい。



近くに住む学生時代の仲間と、名東消防署近くの、
珈琲店「KAZAN」で駄弁ってきた。



雰囲気とコーヒーにこだわる店は、モーニングメニューも豊富で、
日曜日の朝から混んでいた。

名東区は、名古屋屈指のベッドタウンで、
昭和40年代から著しい発展を遂げてきた。

このエリアは転勤族にも人気があり、他県出身の
仕事仲間も、ここに定着した人は多い。

親が都心で商売をしていた、小中学校の友人も、
多くが郊外へ引越しをした。

当時は1階が店や事務所で、上が家族の生活の場であった。
職住一体が当たり前の生活様式が、高度成長期に
職と住の分離が進み、核家族化で更に郊外への移住に拍車が掛かった。

その結果、都心は空洞化して、八百屋や魚屋、金物屋などは消え、
商店街は閉じられたシャッターが目立った。

ところが最近は、郊外へ出た大学が市街地に戻ったり、
都心のマンションに住む人が増えて、中心部の人口が増えている。

ニュータウンの空家が目立ち、郊外ならではのゆったりした住宅は、
細かく分割されて建売住宅になり、小規模マンション建ち並んで、
閑静な住宅街も変化しつつある。

少子高齢化や、ライフスタイルの変化で、
逆の流れが続きそうだ。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする