福井県鷹巣漁港を、
日の出とともに出港した。
風も無いべた凪の海に、
期待を膨らませながら、
沖のポイントを目指した。
1投目で隣の釣友が、
ハマチを釣り上げ、期待が高まった。
後が続かず、転々とポイントを変えたが、
本命の鯛の魚信は最後まで無い。
潮の流れが遅く、2枚潮気味で
エサが鯛の棚に届く前に、
ハマチに横取りされてしまうようだ。
時々ワラサが混じったり、一荷
(2匹同時に掛かる)もあって、
竿が大きくしなった。
期待した大鯛は、納竿まで型を見なかったが、
ワラサやハマチは十分すぎるほどゲットした。
帰宅後、まな板からはみ出るほどの、
ワラサやハマチをさばき、娘一家を呼んで振舞った。
鯛の刺身が皿にないのが寂しかったが、
釣りたての刺身は、うまいうまいと
言いながら平らげてくれた。