名古屋はここ数日、初夏のような陽気が続いている。
今日は薄曇りで蒸し暑く、今年一番の暑さになった。
木陰で休んでいても、湿度が高く、いつもの爽やかさを感じない。
池ではウシガエルが重低音で歌い、大きな真鯉が浅瀬で戯れている。
水草も繁茂して、池面を埋めていく。
生き物は、この時期を待ちかねていたように、活気を取り戻す。
飛騨高山も27度を越し、7月の気温とのことだ。
いつもなら、地温が高くなり、遅霜の心配も薄れて、夏野菜の植え付けや、田植えの準備が始まる。
そんな矢先に、夜間は氷点下に下がり、苗の被害を受けたことが度々ある。
一挙に夏を迎えた農家は、さぞかし戸惑っていることだろう。
気まぐれ天気には、いつも悩まされていたが、都会にいるとニュースが騒ぐだけで、少々の暑さ寒さに戸惑うことは無い。