お昼前に名古屋を出て、箱根湯本へ向かっています。
小田原へ向かう、開業50年を迎えた新幹線で、車窓に映る沿線の風景とともに、当時のことが思い出される。
社会人になったばかりだったが、戦後20年で夢の超特急が開通し、オリンピックを控えて、国全体が大きく動いていることを実感していた。
激変した半世紀であったが、夢のリニアも開業に向けて、急ピッチで計画が進められている。
リニア以降は夢でしか描けないが、50年後の人口は8000万人強、65歳以上が40%を占めることは予測されている。
平均寿命は伸び続け、現役世代1人強で、高齢者1人を支える社会は、どんな姿か想像できない。
50年目の「こだま」車中で、SFの世界に思いを巡らせながら、車窓の風景を楽しんだりした。
今夜は1年ぶりに、同窓の仲間が集まり、温泉と料理を楽しみながら、旧交を温めます。
少しずつ寂しくなっていく会で、「いつまで続くだろう」が、ここ数年の合言葉になっている。
今回は、何人が元気な姿を見せてくれるだろうか。