名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

「いたかの森」のウォーキング

2014年10月28日 | 歩く


爽やかな秋晴れに誘われて、猪高緑地を歩いてきた。
名古屋東部には緑が豊かな、牧野ケ池緑地や
東山の森、猪高緑地などがあり、交互に歩いている。


↑ 緑地の側まで住宅が迫っている

かつては、広大な里山が広がり、雑木林からは薪や
炭を得たり、溜池を作って畑や田を耕し、野菜や米を
収穫していたが、生活様式の変化や、住宅開発によって、
大半の雑木林や里山が、失われてしまった。

わずかに残った里山は、行政とボランティアの
手によって、保全活動が進められている。


↑ 塚の杁池




↑ 水の少ない井掘下池

今日は、塚の杁池から森に入り、
井掘の池などを経て、棚田へ向かった。



稲刈りが終わった棚田では、かかしが稲架掛けの稲を見守っている。
都会の中とは思えない懐かしい風景に、しばらく見とれていた。






↑ 高針御嶽山(親鸞山)山頂

棚田を後に、アップダウンを繰り返しながら、長久手越し、
天狗台、ロバの背山、高針御嶽山を経て、遊具広場まで下った。


↑ すり鉢池

遊歩道をたどり、名東スポーツセンターの裏手から、
すり鉢池を回ってスタート地点へ戻った。

猪高緑地を1時間強で一周したが、谷あいは深閑とし、
風の通り道の尾根は森がざわめき、深山にいるような気分に浸ることができた。

コメント (4)
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