名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

朝の散歩

2007年12月17日 | セカンドルーム
朝の日課は犬と一緒に散歩することから始まる。
夏は毎朝5時頃家を出るけど、今頃の時期は7時から30分ほど近所を歩いている。
今朝は寒くて躊躇していたけど、ユキ(柴犬)に促されて、粉雪の舞うなかを出かけることにした。
季節到来とばかりに、雪の中を走り回るので、とても犬には付いていけない。
先に帰って朝食を食べ終わった頃に、遊び疲れたユキが軒下で餌が来るのを待っている。

寒い朝は、散歩する気にならないけど、犬の元気な姿を見ていると、つい背中を押されてしまう。
寒さに強くて元気な犬ががうらやましい。
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ぼたん雪

2007年12月16日 | セカンドルーム
今朝起きたら、ぼたん雪が音も無く降っていた。
寒さが厳しくなると、サラサラの乾いた粉雪になるけど、お昼の気温が+2℃もあるので、重くて湿った雪になったようだ。
ぼたん雪は、止めば融けるのも早いけど、粉雪が降り続くと積もって根雪になる。
午後には空も少し明るくなり、小やみになってきたので、この程度なら除雪をしないで済みそうだ。

午前中に居間の掃除をし、古雑誌や新聞を束ね、洗濯を済ませ、薪を運び終えてほっと一息。
薪ストーブの部屋は、温度が28℃ほどに上がり湿度も低くなるので、洗濯物は部屋の中で干すようにしている。
外では2~3日干しても乾かないけど、室内なら直ぐ乾くし、部屋の湿度調整にもちょうどいい。
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白い花

2007年12月15日 | セカンドルーム
昨夜から粉雪が舞い、ようやく飛騨らしい鉛色の冬景色となった。
雪はあと1週間ほど続くようなので、白い花も大輪に育っていくことだろう。
飛騨の冬を、墨絵と表現する人も居るけど、長く続くとそれよりも重くて暗い感じがする。
こんな風景を見ていると、冬枯れの日に太陽を待ちわび、春を待つ気持ちがどこよりも強くなるのがよく分かる。
店頭で「花もち」を見かけるけど、木の枝を紅白の餅で飾り、正月に彩を添えたいと願う、飛騨の人たちの春への思いがこめられている。

大掃除、不燃ごみの処理、煙突掃除、障子の張替え、薪割り、機械工具のメンテ、仕掛品の完成、年賀状など等、部屋にこもっていると現実的な雑事が次々に頭に浮かぶ。
今年も残り2週間。やらねばと思いつつ、雪降りは気持ちが萎えて手が付かない。
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本覚寺を訪ねて

2007年12月14日 | セカンドルーム
旧上宝村本郷にある本覚寺を訪ねてきた。
ここは飛騨三十三観音の第24番札所の寺で、槍ヶ岳を開山した播隆上人が記した「迦多賀嶽再興記」や飛騨史上最大の百姓一揆「大原騒動」で獄門に処せられた本郷村善九郎の墓と寒念仏供養塔がある。
近くの岩井戸集落には、播隆が籠もって修行をしたといわれる「杓子の岩屋」があり、ここから寺へつながる北参道がある。
播隆は、円空が開山したといわれる笠が岳を再興し、永らく途絶えていた登山道を整備して、8体の石仏を山頂までの要所に安置した。
播隆は3度にわたって本郷村を訪れ、円空も152体の仏像を残している。
一所不定の修験僧を温かく受け入れる風土と、寒念仏供養で犠牲者と痛みを分かち合う人情が、今も色濃く残る山里である。

旧上宝村役場の脇には、「ふるさと歴史館」があって、円空や播隆にまつわる資料や、笠が岳で発見された石仏の一部や、僅か18歳の若さで刑場の露となった、善九郎の妻宛の遺書や辞世、最後の様子を伝える記録などの資料が展示されている。
若い妻宛の遺書には、死を覚悟したものの「遠島、追放にも相成り候えば、罷り帰り、御目に懸かり申すべき候・・・」と、心の片隅では死罪を免れ、今一度会いたいと一縷の望みを念じていた心情が涙を誘う。
歴史館は交通の便が悪く訪れる人は少ないけど、村の歴史や暮らしを知る上では欠かせない場所である。
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お化け椎茸

2007年12月13日 | セカンドルーム
裏山に伏せてある椎茸のほだ木から、笠の直径が20センチほどもある巨大な椎茸が出ていた。
たまに見落として、大きくなり過ぎた椎茸を見つけることがあるけど、季節外れにこんな大きいのを見たことが無い。
毎年10月頃に発生して、今頃は雪をかぶって冬眠しているけど、ここ数日の暖かさや雨降りで、起きてしまったのかも知れない。
きのこに限らず、野山の植物は気候の変化に敏感に反応するようだ。

今夜から寒波が来て、雪が降ると天気予報が告げていた。
たっぷり水を含んだ椎茸はカチカチに凍ってしまうので、さっそく採って晩のおかずの一品に加えた。


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暖かい朝

2007年12月12日 | セカンドルーム
今頃の時期にしては珍しく暖かい朝をむかえた。
昨日の雨で、残っていた雪もすっかり融けて、いつもの手足が痛くなるような寒気も無く、犬用の水も凍っていなかった。
あたりは霧に包まれ、風も無いので寒さを余計に和らげているようだ。
先月の末には寒波がやってきて、そのまま真冬になってしまうかと覚悟をしていたけど、なんとなく拍子抜けしてしまう。

昨日、山仕事をしていた近所の人が、「冬の雨は体が濡れて厄介だ、雪のほうがよっぽどましだ。」ぼやいていた。
暖冬は楽で良いと思っていたけど、寒い時期は普通の寒さが来ないと仕事の調子も狂うようだ。
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冬の雨

2007年12月11日 | セカンドルーム
冬には珍しく、霧のような雨が降ったり止んだりの、すっきりしない一日となった。
犬が戸をばたばたと叩くので、開けたらいきなり部屋に飛び込んできた。
ハウス!と云っても、尻込みをして小屋へ戻ろうとしない。  
体を掻いたり、ブルブル振ったりすると抜け毛が部屋中に飛び散るので、板の間の片隅だけは許している。
教えたルールを覚えているので、その領域でしばらく遊んでいるうちに、居眠りを始めた。

雨が降っていて散歩も出来ないので、犬も退屈して遊びに来たかったのだろう。
犬も暖かい場所で、人と一緒に居るのが心地良さそうだし、飼い主もこんな雨降りは遊び相手にちょうど良かった。
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名古屋高速6号線の開通

2007年12月10日 | セカンドルーム
名古屋高速6号線が昨日開通して、明道町JCTと名阪高速一宮ICがつながった。
今朝はさっそく新しい道を走って高山へ戻ってきた。
これで名古屋の中心部から、東海北陸自動車道高山西ICまで、すべて高速を利用して行けるようになった。
途中、庄内川に架かる橋は、公募で「赤とんぼ」と名付けられたが、車窓から見てもとんぼにみえなかったけどデザインの美しい橋だ。
おそらく名付けた人は、下から見てそう感じたのだろう。

高速道路網は、着実に計画が進んでいることを実感する。
東海北陸自動車道も少しずつ延長され、今も2車線化と延長工事が継続されている。
家から明道町JCTまで5分ほどで行けるので、ずいぶん便利になった。
時間をお金で買うほど忙しくないので、のんびり下を走ることになりそうだけど・・・
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名古屋の休日

2007年12月09日 | セカンドルーム
飛騨では、いちょうの葉がすっかり落ちてしまっていたけど、名古屋は今がちょうど落ち葉の季節であった。
今日は強い北風が吹いていたので、街路樹の下には銀杏がたくさん落ちていた。
拾っている間もバラバラと落ちてくるので、火バサミで一個ずつ拾っていても、難なくレジ袋をいっぱいにすることが出来た。
後処理の手間や臭いを嫌ってか、他に銀杏拾いをする人は見かけなかった。
バケツに水を張って、棒でかき混ぜながら実を取り出すのは、強烈に臭いし、ごみの処理も大変なので、高山へそのまま持ち帰ることにした。

田舎は、池や川が流れているので、実を取り出すのもごみの処理もし易い。
先月の初め、飛騨産の銀杏を塩でまぶして炒って食べたけど、翡翠のように輝いていた実はおいしかった。
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忘年会シーズン

2007年12月08日 | セカンドルーム
今年初めての忘年会に出席してきた。
名古屋駅前のホテルで行われたのは、もと会社のOB会の集まりで、30人ほどが参加した。
いつもは、近郊の温泉などで1泊していたけど、参加し易くするために、今回は昼食をとりながらの懇親会となった。
時間を気にしないで、夜遅くまで飲み明かすのもたまにはいいけど、ホテルの食事で旧交を温めるのもスマートで良かった。

忘年会、温泉、座敷で宴会の中高年の定番スタイルがが変わっていくと、近郊の温泉街が寂しくなってしまう。
会場近くで建築中のビルも、外観はほぼ完成しスパイラルが名所になりそう。
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正宗寺の円空仏

2007年12月07日 | セカンドルーム
飛騨三十三観音、第32番札所の正宗寺を訪れた。
のどかな田園風景が広がる丹生川町の北方に建つこの寺には、円空作の薬師如来像がある。
寺の奥様の案内で見せて頂いた如来像は、傷だらけで凹凸部分も磨り減って丸みを帯びていた。
像の傍らには、「子供らと遊び薬師は傷だらけ」と書かれた梅原猛の色紙が飾ってあった。
むかし、薬師堂にあった頃は、子供たちがおんぶしたり、水遊びの浮き代わりにして遊んでいたという。
度を過ぎたいたずらで毀損したり、捨て置いたりしない限り、円空仏が事故から守ってくれると信じて、大人たちも大目に見ていたようだ。
この近くの寺にあった「びんずる像」も、病気の平癒を願って、撫でたりさすったりしたので黒光りしてツルツルになっていた。
飛騨の円空仏は、いつも庶民の暮らしの中に溶け込み、今も一緒に生き続けている。

300年以上も散失することもなく、野辺のお堂や農家にあった円空仏が、最近は盗難にあうようになり、おおらかな山里の人たちを驚かせている。
「美術品として鑑賞したり、骨董品として私蔵すべきではなく、円空さんは人々と日常を共にすることが大切である。」と説かれる正宗寺住職の言葉通りの世の中になることを願いたい。
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アイスバーン

2007年12月06日 | セカンドルーム
久し振りに晴れ上がったので、奥飛騨温泉郷まで行ってきた。
平湯峠は積雪があって、チェーン装着かスタットレスタイヤでないと走れない。
道路は積雪が無くても、橋の上などは残っていることがあるので、慎重に走らないとスリップする。
道路の状態は、圧雪とブラックアイスバーンの2種類あるといわれている。
圧雪は文字通り雪が踏み固められ状態で、ブラックは雨や融けた雪が夜間凍結して路面が黒光りしている状態をいう。
こんな状態の道を走っていて、急ブレーキや急ハンドルを切れば間違いなくスリップする。
いったん滑り始めると、四駆であろうがスタットレスであろうがコントロールが出来なくなってしまうので怖い。

歩行者も坂道などでを歩いていて、滑って転ぶことがよくある。
これからは、スパイク付きの靴や、滑り止めが欠かせない。

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冬枯れ

2007年12月05日 | セカンドルーム
今冬一番の寒波が来たとかで、全国的に寒さが厳しいようだ。
お昼ごろ買い物で町へ行ったけど、小雪の舞う峠の温度計は1度を指していた。
11月が少し暖かかったので、急な冷え込みに体がなかなかついていかない。
真冬になってしまえば、寒さに慣れるし、覚悟も出来てしまうので、今の時期ほどこたえない。

すべてが雪に覆われれば、純白の冬景色を楽しめるけど、今のようなまだら模様は馴染めない。
冬の入り口は、景色も荒涼としているので、余計に体が凍えてしまう。

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休養日

2007年12月04日 | セカンドルーム
今日は、雪が降ったり止んだりで、外気温は朝のままで一向に上がらない。
作業場や外の仕事も残っているけど、こんな日はやる気が起こらないので、暖かい部屋の中で本を読んだり、うたた寝をするに限る。
気ままな一人親方の特権で、いつも予定をその日の気分や天気で変えてしまう。
何もしなくても、夕暮れが来て一日が終わってしまうので、たまのこんな日は、いい気分転換になる。

人との約束以外は自由に変えられることと、いつも自分中心で動けることは、今までの人生には余り無かったように思う。
好みの問題だけど、自己管理や人間関係の煩わしさから解き放された居心地の良さは、山里暮らしの不便さを我慢しても余りある。
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朝の風景

2007年12月03日 | セカンドルーム
朝の一瞬は朝焼けの空に青空が顔を覗かせていたけど、直ぐに厚い雲に覆われてしまった。
上空の風が強いので、高い空を枯れ葉が勢いよく舞っているさまは、小鳥の群れが飛んでいるようだった。
ここは山に囲まれているので、風の唸り声は聞こえて来ても、戸が揺れたり体に感じることはあまりない。
晴れている時の、風向きとか強さは雲の動きで分かるけど、今日のように曇っている時は、枯葉が空を舞う様子や山の木の揺れ具合で分かる。

裏山が風でヒューヒュー唸り、僅かに残っていた葉っぱをすっかり落としてしまった。
北西の風が、寒気と雪雲を連れて来たので、数日間は雪模様になりそう。

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