白神山地の十二湖青池での散歩で見かけた「コアジサイ」です。花の形はガクアジサイのようですが、紫陽花よりは開花時期が早い花です。白神山地なので自生している野草で、花の名前を覚えておくと面白い散歩コースですが、コアジサイとニリンソウしか名前がわからなかったことがちょっと残念です。
今季は負けてばかりでネタにできなかったライオンズのネタですが、ついに最悪のネタになってしまいました。西武ライオンズの監督になって2年目だった松井稼頭央監督が「休養」し、後任監督には渡辺久信GMが就く人事が発表になっていました。休養というのはプロ野球独自の表現で、要はシーズン途中での解任ということです。
西武ライオンズというチームが、比較的監督交代が少なく、安定したチーム作りができたことがここまでの黄金時代を作れた一つの要因でした。2014年に伊原監督が解任されて田辺監督代行が指揮を執ったのが、史上唯一の監督の途中解任でした。それ以来という監督交代は、そうでもしないとチームがまとまらないと、チーム全体に危機感が出たからでしょう。
西武は開幕前、2位もあれば最下位もあると、予想が難しいチームというのが前評判でした。昨年は女性問題で出場停止になった山川穂高の穴が埋められませんでしたが、今季は一塁手候補としてメジャーリーグで114本塁打の実績のあるアギラーと、最多本塁打こそ8本なものの、試合数の割には本塁打が多いコルデロの両外国人を補強し、彼ら次第というのが今季の西武の予想でした。
しかし、そのシナリオはすべてが最悪の方向に振れました。まず問題となったのはコルデロの守備で、足が遅く守備範囲が狭く、ギリギリのボールに対する判断にもミスが多く、打率も2割1分台ということで素早く二軍に落とされました。アギラーは守備は上手く、走塁も俊足ではないものの次の塁を狙う意欲がありました。そのため、アギラーについては松井監督も可能な限り我慢して使いました。
西武が最下位を独走する要因となったのが、アギラーの打撃不振でした。こういう、4番タイプは4番を打つか二軍に落ちるかしかなく、打率が2割そこそこで状態が上がらなかったことで、ついに松井監督も我慢の限界となりました。その後は二軍から上げた渡部健人や村田に期待しましたが結果を出せず、先発投手陣がいくら好投しても打線が打てない悪循環を抜け出せませんでした。
打線については水物とは言いますが、彼らの獲得に監督がゴーサインを出しているでしょうから、まったく不運だけとは言えません。昔に比べると外国人選手で当たりを狙うのは難しくなっており、メジャーリーグで400本塁打のAジョーンズ(楽天)でもダメでした。結果的には、FAで主力選手を引き抜かれる西武というチームの強化は難しいタスクだと、痛感せざるを得ないです。
西武ライオンズというチームが、比較的監督交代が少なく、安定したチーム作りができたことがここまでの黄金時代を作れた一つの要因でした。2014年に伊原監督が解任されて田辺監督代行が指揮を執ったのが、史上唯一の監督の途中解任でした。それ以来という監督交代は、そうでもしないとチームがまとまらないと、チーム全体に危機感が出たからでしょう。
西武は開幕前、2位もあれば最下位もあると、予想が難しいチームというのが前評判でした。昨年は女性問題で出場停止になった山川穂高の穴が埋められませんでしたが、今季は一塁手候補としてメジャーリーグで114本塁打の実績のあるアギラーと、最多本塁打こそ8本なものの、試合数の割には本塁打が多いコルデロの両外国人を補強し、彼ら次第というのが今季の西武の予想でした。
しかし、そのシナリオはすべてが最悪の方向に振れました。まず問題となったのはコルデロの守備で、足が遅く守備範囲が狭く、ギリギリのボールに対する判断にもミスが多く、打率も2割1分台ということで素早く二軍に落とされました。アギラーは守備は上手く、走塁も俊足ではないものの次の塁を狙う意欲がありました。そのため、アギラーについては松井監督も可能な限り我慢して使いました。
西武が最下位を独走する要因となったのが、アギラーの打撃不振でした。こういう、4番タイプは4番を打つか二軍に落ちるかしかなく、打率が2割そこそこで状態が上がらなかったことで、ついに松井監督も我慢の限界となりました。その後は二軍から上げた渡部健人や村田に期待しましたが結果を出せず、先発投手陣がいくら好投しても打線が打てない悪循環を抜け出せませんでした。
打線については水物とは言いますが、彼らの獲得に監督がゴーサインを出しているでしょうから、まったく不運だけとは言えません。昔に比べると外国人選手で当たりを狙うのは難しくなっており、メジャーリーグで400本塁打のAジョーンズ(楽天)でもダメでした。結果的には、FAで主力選手を引き抜かれる西武というチームの強化は難しいタスクだと、痛感せざるを得ないです。