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1対1が強かった相手(8/2U-23日本対スペイン)

2024-08-04 13:54:08 | ワールドサッカー
一昨日のパリ五輪のサッカー、U-23日本対スペインは、0-3で日本の敗戦に終わりました。スペインは欧州選手権の優勝メンバーであるフェルミン・ロペスやアレックス・バエナも起用して、金メダルを狙う豪華な布陣で臨んできました。欧州選手権と五輪を掛け持ちするケースは、過去にCロナウドがアテネ五輪でコンディション的にきついミスも見られましたが、今回のフェルミンはコンディションも悪くありませんでした。

これに対し、オーバーエイジを呼んでいない日本は、長く一緒にプレーしてきているU-23世代の団結力で、1次リーグを3戦全勝で乗り切りました。どこにパスを出すかなどの共通理解はできていた日本ですが、スペインのSBは強く、自陣でボールを回すことはできても、サイドから決定的なボールをFW細谷に合わせることはなかなかできない相手でした。

試合を左右したのは、スペインが持っている個人技でした。ドリブルでバイタルエリアに切れ込んだフェルミンが、遠目から打ったシュートがGK小久保の守るゴールを破って、前半11分という早い時間でスペインに先制点が入りました。チームとしてのバランスは保てる日本も、そういうワールドクラスの個人技に対応できるだけの守備力は足りなかった印象です。

しかし、日本にも見せ場がありました。縦パスを足元で受けたFW細谷が、相手DFクバルシを反転して外して、一旦はゴールと判定されます。これを見ると「個人技を持っている選手は日本にもいる」と思えましたが、無情にもVARの結果細谷の軸足がオフサイドラインよりわずかに出ていたという判定になってゴールは取り消されます。

それでも、スペインに対して三戸がバイタルエリアからシュートを放つなど、押され気味ながらチャンスをうかがい、70分過ぎまで0-1で進みます。しかし、そこからがスペインの強さで、CKを素早くリスタートされたプレーから、フェルミンがエリア外から放ったシュートが決まって、0-2となってゲームはほぼ決着の印象を受けました。

結果は敗れたものの、U-23世代だけで、1次リーグを3戦全勝で通過できるなど、成果はありました。できれば、このメンバーにメダル争いをさせてあげたかったとの思いは残りますが、それでもU-23世代も今や海外組が増えており、彼らがチームにこの経験を持ち帰ってA代表に入るなどの成果が出れば、ファンとしては嬉しいです。

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