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豪州戦マニアック分析

2024-10-18 22:22:16 | ワールドサッカー
ハーフタイムに先に動いたのは豪州で、ボランチのブラッタンを下げて、同じポジションにヤズベクを入れてきました。あれだけの劣勢が続けば、豪州もきついはずなので、守備の選手を中心に入れ替えてくると予想できました。日本はハーフタイムには動かず、前半ゲームを支配することができたので、そのままの勢いで支配を続けようというゲームプランだったのでしょう。

その通り、後半も立ち上がりは久保建英と堂安律のコンビネーションが攻める展開でしたが、一つのプレーで流れが変わります。豪州のカウンターから、右アウトサイドのミラーが上げたクロスをクリアしようとした、CB谷口彰悟がミスキックをして、ゴール右隅に入るオウンゴールになって、守ってきた豪州に予想外の先制点を取られることになります。

これで豪州は、時間稼ぎをしてでもこの1点を守りに来るだろうと、ゲーム展開は暗転します。それでも、ここまで3連勝でグループ首位の日本にとっては、この試合を引き分けに持ち込めば、豪州との勝ち点差5を守ることができます。1点あればいいと、祈る思いだった後半ですが、森保監督が打った交代の手が当たることになります。

久保建英、南野拓実out、鎌田、中村inでした。これで、三笘がトップ下に回り、左アウトサイドに中村が入りました。この中村は絶好調でした。これまで、三笘相手に守備で翻弄されていた右アウトサイドのミラーにとって、ここにタイプが違うドリブラーが入ってくるのはきつかったようで、何度か中村が相手を1枚はがしてドリブルで進めるようになってきます。

同点ゴールはその中村のドリブルでした。ミラーと、CBのゲリアをまとめて置き去りにしたプレーで、自力でチャンスを作った中村のクロスを、相手CBバージェスがオウンゴールして同点になります。これは、オウンゴールしていなければファーサイドにいた日本の選手に合っていたであろう場面なので、バージェスとしては目一杯のプレーだったのでしょう。

その後も日本が押し続ける展開だったので、日本は勝ち越し点を狙ってサイドを突破し続けましたが、守備の選手で交代枠を使って何とかしのいだ豪州がこの劣勢を耐え切って、試合は1-1の引き分けに終わりました。両者ともオウンゴールでの1点という、W杯予選らしい緊張感が出ていたスコアでしたが、日本にとっては悪くない結果だったと振り返ります。






















































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