歩道橋を渡った
教会をめざして
額に汗をかいていた
いつだったか
息をきらして
胸に手を当てていた
人の美しいしぐさは
それぞれであって
実は本人は
気がついてはいない
意識すれば
もう美しくはなくなるかもしれない
太陽は金色に輝き
銀色の鎖は
陽光の中で
揺れてはいなかった
とまっていた
懐かしい街を見ながら
歩いてゆく
長い横断歩道は青
けれど
走ることはない
その必要もない
帰り際
気が入った
目に見えない世界の中
体半分
入れては出して
「違和感の中を歩いてきた」
とこの世に生まれてきた経過
いつだったか
同僚に手相を見てもらった時
彼は見事に文字通り
のけぞった
「あんた小説書くはずだわ 宇宙人だ」
と言われたこと
空に声を発してみたい
それを見てみたい
川に声を発してみたい
それを見てみたい
空間に何が起きるか
空気の波動が起きる
それが歌ならば
もっと素敵
青い空
白い雲
川は流れ
草は緑
今
ここに生きている
証などいらない
今ここに
生きている
陽光が強くなる前に
金色のライオンたちが
膝を折って
草に眠る
声が響く
そして消える
呼吸の如く
声が響く
消える
繰り返されてゆく
実は何でもない
何事でもないはず
事など
実は
何でもない
事象だけが
連続していて
微笑むことがあるかないか
笑みがあるかないか
それだけのこと
森羅万象
一期一会
諸行無常
風の騒ぎと同じこと
いずれ消える
また騒ぐ
消える
騒ぐ
繰り返す
ありがとう
教会をめざして
額に汗をかいていた
いつだったか
息をきらして
胸に手を当てていた
人の美しいしぐさは
それぞれであって
実は本人は
気がついてはいない
意識すれば
もう美しくはなくなるかもしれない
太陽は金色に輝き
銀色の鎖は
陽光の中で
揺れてはいなかった
とまっていた
懐かしい街を見ながら
歩いてゆく
長い横断歩道は青
けれど
走ることはない
その必要もない
帰り際
気が入った
目に見えない世界の中
体半分
入れては出して
「違和感の中を歩いてきた」
とこの世に生まれてきた経過
いつだったか
同僚に手相を見てもらった時
彼は見事に文字通り
のけぞった
「あんた小説書くはずだわ 宇宙人だ」
と言われたこと
空に声を発してみたい
それを見てみたい
川に声を発してみたい
それを見てみたい
空間に何が起きるか
空気の波動が起きる
それが歌ならば
もっと素敵
青い空
白い雲
川は流れ
草は緑
今
ここに生きている
証などいらない
今ここに
生きている
陽光が強くなる前に
金色のライオンたちが
膝を折って
草に眠る
声が響く
そして消える
呼吸の如く
声が響く
消える
繰り返されてゆく
実は何でもない
何事でもないはず
事など
実は
何でもない
事象だけが
連続していて
微笑むことがあるかないか
笑みがあるかないか
それだけのこと
森羅万象
一期一会
諸行無常
風の騒ぎと同じこと
いずれ消える
また騒ぐ
消える
騒ぐ
繰り返す
ありがとう