ここにきたひとたち
わたしは初めから
ここにいる
それはもしかしたら
見るためだったのかもしれない
人間を
きたひとの
胸の傷を感じるため
きたひとたちに
さまざまな
視線と言動
それは侮蔑であったり
ヒエラルキーにとらわれた
社会性であったり
哀れみであったり
そういう上からの目線も
斜めからの目線も
同じ目線も
まれにさらに下からの目線も
すべて見る
ここにきたひとたち
ここから見える景は
ひとのこころだ
ひとの内心だ
ひとが発する
一瞬の光を
逃してはならない
と
肝に銘じる
わたしは
ありがたいことに
言葉を持っている
言葉を持たぬひとの思いを
代筆するのみ
すぐに
黒い手帳に
書記する
記録する
---
そしてわたしとて
なるべく世阿弥の
離見の見でありたいと
願う
これは凄い強欲
わたしは初めから
ここにいる
それはもしかしたら
見るためだったのかもしれない
人間を
きたひとの
胸の傷を感じるため
きたひとたちに
さまざまな
視線と言動
それは侮蔑であったり
ヒエラルキーにとらわれた
社会性であったり
哀れみであったり
そういう上からの目線も
斜めからの目線も
同じ目線も
まれにさらに下からの目線も
すべて見る
ここにきたひとたち
ここから見える景は
ひとのこころだ
ひとの内心だ
ひとが発する
一瞬の光を
逃してはならない
と
肝に銘じる
わたしは
ありがたいことに
言葉を持っている
言葉を持たぬひとの思いを
代筆するのみ
すぐに
黒い手帳に
書記する
記録する
---
そしてわたしとて
なるべく世阿弥の
離見の見でありたいと
願う
これは凄い強欲