9月14日(土)名古屋・得三・友部正人リクエスト大会に行ってきました。
お客さんが入場時に紙に一曲書いて、箱の中に入れ、友部さんがステージで箱に手を入れて、ランダムに選ぶという楽しいアイディア。
3時間たっぷりのライブ。
ステージのうしろには
譜面立てが6台か7台置かれてあって
そこに年代順だろう詩が置いてあります。
ビジュアル的にもそれはとても良い感じです。
友部さんは
わたしも紙に書いてリクエストした『絵葉書』の詩がどうしても見つからなくて「あとからやります」と言い。
ほどなく急きょどこかで仕入れた『絵葉書』の詩がスタッフから手渡され、『絵葉書』を聞くことができた。
フォークソングのライブというより、詩の朗読会みたいで、今日は詩人、友部正人の言葉の一語一句を聞き逃すまいと、かなり集中しました。それでいて、とても素敵なライブで、行ってよかった。もっと聞きたい歌がたくさんあったけれど、その欲求が満たされない状態が一番良いのだろうと思います。一緒に行った友人のリクエスト曲は結局、紙に書かれてはあるのですけれど、友部さんの手には触られず、少し残念そうだったのが気の毒だったなあ。。。
わたしの好きな
日本のフォークシンガーたちは
楽器を持って
全国のライブハウスをめぐる。
吟遊詩人たちのように。
言葉を歌う
それは正統な表現方法
いくら詩人たちが朗読をやっても
あまりおもしろくない
盛り上がらない
ところがちゃんとリズムをもった人が
メロディと楽器を使い
詩を歌う
これは
実は凄いこと
本の詩は歌われると
違う顔を見せ始める
そんな素敵