『報道特集 自宅治療者を支える医師たち』の動画を見る
(上の動画は長尾医師の別の動画です。要参照)
自宅治療で死亡の記事は
めずらしくなくなってきた
保健所は電話が繋がらず
入院すべき患者を受け入れる病院は
病床がなく
どうにもこうにも
そんな中
民間医療者たちが立ちあがった
病院の外で診察し
治療もする
CTをとって肺炎の有無と重症度を検査
見合った薬を処方
それだけではない
行く
自宅治療者の家に訪問診察をする
近所の目があって
普段着で友達みたいにして
出かけるという
自宅治療者への差別偏見を避けるためだという
中でも
多くの時間をさいて
動画で出てきた医師は
兵庫県尼崎市の長尾クリニックの院長
長尾和宏医師
目で見る
話す言葉の間隔で
酸素濃度をだいたい知ることができるという
感染症専門医ではない
24時間「何かあったら電話してこい」
と言う
「昨日より顔色がいい」
と励ます
医院の窓ガラスが割られる
差別と偏見
歩いているだけで
たいへんだという
訪問診察の理由は
「保健所は連絡が取れなくなったから
行ってみたら死んでいた
とか。当たり前ですよ、診察してないんだから」
保健所は診察するところではない
それが指定感染症の仕組みらしい
容体が悪くても
医師から保健所に頼むことはできず
基本は家族が保健所に連絡する
それも指定感染症の仕組みだとか
こういう医者は
日本にどれくらいいるんだろう
長尾医師は言う
患者にも
「私が診た以上、死なせません」
どんなに自宅治療をしている方が
励みになったことだろう
強い言葉は
淡々と語られていた