kotoba日記                     小久保圭介

言葉 音 歌 空 青 道 草 木 花 陽 地 息 天 歩 石 海 風 波 魚 緑 明 声 鳥 光 心 思

食べるものを粗末にしない

2021年02月08日 | 生活





『2030 未来への分岐点2「飽食の悪夢 水・食料クライシス」』
「飽食」の先に待っているのは「破滅」・・・2050年、日本が直面する問題を考える

の動画を見る

内容は問題の規模が大きく
細分化されたセンテンスひとつとして
ちゃんと理解できない
というか
皮膚感覚でわからない
ここは日本だから

---

前からずっと書きたいことがあった
食品ロス(あまった食料を捨てるという意味)
これは日本を含む先進国でしか使わない言葉

ずっと以前
『曲げられない女』という菅野美穂主演のドラマをDVDで見た
おもしろかった
その中で
主人公がスーパーで賞味期限が近い食材を選んで
買っていた
普通は逆だ
賞味期限が長い製品を奥の方から取って買う
けれど
そのドラマでは真逆
つまり脚本家はすでに
食品ロスに問題意識を持っていたということ
もう11年前のドラマです

あれからわたしも食品ロスのことを思い
賞味期限が近い豆腐、納豆、うどんを選んで買うようになった
ドラマは時代にマッチしたものを提供するのが常だから
時々の時代が反映される
それは音楽より早いかもしれない
『逃げ恥』では偏見というものを
丁寧に正すセリフが何度も出てくる
これも時代のドラマです

食品ロス
もう一つは宴会で残ったご飯やビール
おかず
刺身についている大根の千切りや星形のニンジン
あれは美しさを良しとする日本料理の

けれどあれは食べるべき
料理人はすべて食べてもらいたい
見て楽しんでもらいたい
そう思っているに違いない

そういう食べ残しが
いつもあかんと思っていて
宴会では
下戸のせいもあるけれど

酔うと人はそんなこと
何とも思わなくなる

時々
外食すると
なるべくパックをもらって
残ったものを詰めてもらう
すると店員さんは嬉しそうにする
こっちもおかずになる

今回の動画で
まず自分は何ができるか探した
結論は牛肉、豚肉、鶏肉を食べない
ということだった
そのプロセスを説明するのが
できないけれど
おそらく結論は間違っていないと思う

まず一つは食べ物を粗末にする
ということへの黙認を
自分はしないこと
けれど
場合によっては
「持って帰りたいのですけれど」
と言えない時もある
それが嫌で
何だか
宴会や立食のお誘いがあっても
丁重にお断りする
立食なんていう習慣は
戦前はほぼ皆無に等しい

アメリカ文化の流入は
大量の消費を産物にして
日本文化を壊した

もう一つは大豆製品でのタンパク質摂取
これは結局
お坊さんの精進料理にも通じる

アメリカ文化が戦後入ってきて
肉が食べられるようになった
わたしの世代は
十分に肉を食える
けれど
戦前戦中戦後の人たちは
サツマイモを食っていた

結果
健康食が正しい
ということにもなる

今ある食への矛盾を
考えること
そこからはじめる

外食の時は
残さずに食べる
これは大事

肉をなるべく食べない

野菜は食べられないところはない
とお寺に生まれた友人は言っていた
それが正しい

コンャXトで野菜くずを
土にして
できればゴーヤなど
食料を作る

自給自足ということを
本気で考えねばいけないかもしれない
そう思わせる貴重な動画だった

世界の三分の一が
飢えている
その現実

三分の二の世界は
有り余る食生活

インドに行った時
「日本は食いもんがある国だ」
と実感した
浮浪者(今はホームレスという)だって
支援があって
食うに困らない
国が食料支援をやっている国

インドはそうではなかった
同じ人間なのに
と思った
20歳だったか
あれから
日本は恵まれた国だ
と実感した
行って良かったと思う

2030年までに
今のシステムを変えねば
世界中で食べ物、水がなくなる
これは科学が証明している
あと9年しかない
そういう問題意識をもっと
持って
生活したい

あの動画を見た人は
わたしには
関係ない
と思うかもしれない
けれど
子や孫は餓死する
そういうことです

すでに虫を加工して
食虫食品文化が始まっている

動画でも紹介されていたけれど
肉汁の研究をして
大豆で肉を作る取り組みが
アメリカ、日本で始まっている
時代は動き
それに合わせる

サツマイモ
作ろうかな

---

プログラマー
登 大遊(のぼりだいゆう)博士の
動画見る














コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする