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海自艦 台湾海峡を初通過 中国は反発

2024年09月28日 | 防衛

海上自衛隊の護衛艦「さざなみ」が9月25日に台湾海峡を通過したことが9月26日、関係者への取材で分かった。

海自艦艇の同海峡通過は初めて。

岸田首相が指示した。

日本周辺で相次ぐ中国側の軍事挑発への対抗策として官邸主導で判断。

中国は反発しており、今後、東アジア地域の不安定化につながる恐れがある。

日本政府は米国と連携して警戒監視を強化するとともに、中国の反応を慎重に見極める構えだ。

米国などは台湾海峡を自由に航行できる国際水域としており、ドイツの艦艇も今月、22年ぶりに航行した。

一方、台湾を自国の一部とみなす中国は受け入れない立場を取っている。

林官房長官は9月26日の記者会見で「自衛隊の運用に関する事柄であり、お答えは差し控える」と述べた。

防衛省制服組トップの吉田統合幕僚長は同日の記者会見で、海峡通過に関して言及を避けたが「中国軍のインド太平洋地域全体での活動拡大、活発化はわが国だけでなく国際社会にとっても深い懸念事項と認識している」と強調した。

中国外務省の林剣副報道局長は記者会見で「中国は日本側の政治的意図を非常に警戒しており、既に厳正な申し入れをした」と述べ、抗議したことを明らかにした。

関係者によると、さざなみは9月25日、オーストラリアやニュージ上フンドの艦艇とともに東シナ海側から台湾海峡を南に航行した。

さざなみなどは南シナ海である演習に向かったとみられる。

中国は日本周辺での軍事活動を強めている。

8月にはY9情報収集機1機が長崎県五島市の男女群島沖で領空侵犯したほか、測量艦1隻が鹿児島県沖の領海に侵入した。

また空母「遼寧」は9月18日、沖縄県の西表島と与那国島の間の接続水域を航行。

中国空母として初めて日本の接続水域を通過した。


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