希望&夢

希望や夢あふれる社会になるといいな!
明日や将来のことを思うと、おもわずぼやいてしまいます。

新疆 武装警察4000人行進

2014年05月26日 | 外国

中国新疆ウイグル自治区ウルムチ市で5月22日起きた爆発事件で、26歳と29歳のウイグル族の男2人が事件に関わつているとみて、公安当局が行方を捜査していることが5月23日、分かった。

2人の手配書を受け取った事件現場近くのホテル関係者が明らかにした。

当局は事件を「テロ」と断定、容疑者特定に全力を挙げている。

5月23日夜にはウルムチ市内中心部で、武装警察など計約4千人と、装甲車20台以上を含む計250台以上の車両が大規模なパレードを実施。

社会不安の払拭を狙つたとられ、「犯罪に打撃を」 「(社会の)安定を守る」などと大声で連呼しながら行進した。

関係者によると、事件発生後、公安関係者が20代のウイグル族の男2人の名前や身分証の番号を示し情報提供を求めたという。

短文投稿サイト「微博(ウェイボ)」でも容疑者として2人のウイグル族の情報が一時出回り、ホテル関係者の話と各別などが一致している。

一方、共産党機関紙、人民日報系の環球時報(電子版)は5月23日、容疑者のうち5人が死亡したと報じた。

車が現場から逃走したとの情報もある。

自治区の公式ニュースサイト「天山網」は5月23日「小中学生の安全を守るために」ウルムチ市内の学校周辺100メートル以内での駐車を禁止する措置を同市公安当局が決め、即日実施したと伝えた。

車両を使ったテロ防止策の一環とみられる。

環球時報は住民の話として、事件に関わった車は4台でうち2台が爆発、別の2台が現場から逃走し、そのうち1台が当局に捕まったと伝えた。

事件に使われた車にはウイグル独立派組織が使うものと似た旗が掲げられていたとの目撃情報があることから、当局は同組織が関与したとの見方を強めているもようだ。

同自治区共産党委員会は5月23日から来年6月までテロ取り締まりを徹底するキャンペーン実施を決定。

司法機関や軍、武装警察を動員、テロリストを見つけ出し懲罰を加えるとしている。

とにかく武力で抑え込むという中国らしい行動だが、かえって反感が増すことが理解できない哀れな国だ。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 海洋警察の士気低下 退職申... | トップ | 中国軍機異常接近「常軌逸す... »

コメントを投稿

外国」カテゴリの最新記事