韓国の朴大統領の親友、崔被告の国政介入疑惑に絡み、2014年4月の旅客船セウォル号沈没事故当日、朴氏が多数の行方不明者がいるとの報告を受けた後に美容師に髪をセットしてもらい、対策本部に現れるまで2時間以上かかっていたことが12月14日、国会聴聞会のやりとりで分かった。
一方、韓国紙、韓国日報は12月14日、沈没事故の犠牲者の遺体収容活動が続いていた2014年5月に、朴氏が顔に美容整形の施術を受けた疑いがあると写真付きで報道。
聴聞会に証人として出席した、朴氏の皮膚トラブルを診断した美容整形医キム・ヨンジェ氏も施術の痕とみられると発言した。
聴聞会は事故当日に朴氏の行動が約7時間分かっていない問題の解明などを目的に開かれた。
当時大統領府にいた金前国家安保室長(現駐中国大使)は、午後3時前に行方不明者が多数いるので、大統領府そばの事故対策本部へ行くよう朴氏に電話で勧めたと証言。
しかし朴氏は午後3時台に大統領府に到着した美容師に髪をセットしてもらった後、午後5時15分ごろ対策本部に到着し、事故の状況を把握していないことをうかがわせる発言をした。
キム氏はもともと崔被告の主治医で、大統領府から朴氏の皮膚に問題があるとして複数回呼ばれ、通常は高官たちも入らない朴氏の住居建物にも入ったと聴聞会で証言した。
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