ミャンマーのイスラム教徒少数民族ロヒンギャの武装集団と治安機関との衝突を巡り、2014年のノーベル平和賞受賞者マララ・ユスフザイさんは9月4日までに、同賞の「先輩」であるアウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相に
対応を促す声明をツイッターで発表した。
声明は「ロヒンギャの苦難に胸が張り裂ける思いだ」とし、暴力の停止やロヒンギャヘのミャンマー市民権付与などを要求。
その上で「私はこの悲劇と(ミャンマー当局の)恥ずべき扱いを非難してきた。スー・チー氏が同じようにすることを待っている」と述べた。
この問題が国際的な関心を集める中、スー・チー氏はロヒンギャに差別意識を持つ多数派の仏教徒に配慮する態度を保っており、解決への消極姿勢に批判が出ている。
パキスタン出身のマララさんは女子教育の権利を訴える活動が評価され17歳で平和賞を受賞。
スー・チー氏はミャンマー民主化運動を率いた功績で1991年に受賞した。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます