希望&夢

希望や夢あふれる社会になるといいな!
明日や将来のことを思うと、おもわずぼやいてしまいます。

最低賃金区分3に減へ 中間層増やし地域格差是正

2023年04月08日 | 就職・雇用・労働

厚生労働省は、最低賃金の目安額を示す際に都道府県を分けている区分を、現行A-Dの4つからA-Cの3つに減らす方針を固めた。

中間層のBの県などを増やすことで、全体の水準を底上げし、地域間格差を是正する狙い。

4区分による目安制度が創設されたI978年以来、初めての削減となる。

関係者が4月5日、明らかにした。

中央最低賃金審議会を4月6日に開き、各都道府県をどの区分にするかも含め決定する。

今夏に決める最低賃金の目安から導入し、岸田首相が掲げる全国平均時給千円へ環境を整える。

現行の最低賃金は、経済情勢に応じて都道府県をA-Dに分け、それぞれの引き上げの目安を示す仕組み。

目安額を踏まえ、各地の地方審議会が改定額を毎年決める。

Aの目安が最も高いことが多く、最も低いDとの差が生じやすい。

現行は東京などAが6都府県、広島、京都などBが11府県、山口、岡山、福岡などCが14道県、島根、鳥取などDが16県。

新区分は賃金などの実態を踏まえA-Cに再編する。

再編後の都道府県の数はAが6、Bが28、Cが13となる見通し。

2022年度の最低賃金は全国平均で時給961円。

最高額は東京都の1072円、最低額は青森や愛媛、宮崎などの10県の853円で219円の格差がある。

最低賃金の格差をなくせば、大都市集中などは解消するのは明らか


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 人気魚「シロギス」完全養殖... | トップ | 首都圏で生活始めた私大下宿... »

コメントを投稿

就職・雇用・労働」カテゴリの最新記事