中国政府は8月4日までに、未成年者によるスマートフォンなどの使用を制限する規制案を公表した。
18歳未満は1日の使用時間を最長2時間までとし、夜間の使用をできないようにすることなどをスマホ端末の会社やアプリ開発の業者に求める内容。
9月2日までの意見募集期間を経て施行する見通し。
施行日は明らかにしていない。
政府は未成年のインターネットの過度な熱中を防ぎ、良好なネット利用の習慣を形成するためだと説明した。
ネット上では保護者から賛意が示される一方、未成年者からは「スマホを取り上げても勉強をするわけではない」と不満が出ている。
国家インターネット情報弁公室が8月2日に公表した規制案は、スマホ端末の会社などは未成年者モードを備えなければならないと規定。
8歳未満は使用時間が1日40分、8歳以上16歳未満は1時間、16歳以上18歳未満は2時間を超えてはならないとしている。
午後10時~翌午前6時は使用できないようにする。
アプリ業者には未成年向けの制限を加えたサービスを提供するよう求めた。
一方で、保護者が利用制限を解除できる機能を付けることを要請した。
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