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失業給付オンライン面談で手続き 離島対象に実証実験へ

2022年11月30日 | 就職・雇用・労働

厚生労働省は、解雇されたり離職したりした人に支払われる失業給付について、ハローワークに来所せずにオンライン面談で手続きできる実証実験を始める。

ハローワークがない離島などに住む人を対象に、遅くとも来年4月から開始。

画面越しでの意思疎通に問題がないかなどを検証し、制度見直しに向けて検討する。

失業給付を受け取るには現在、ハローワークを訪れて受給資格決定を受けた後、失業認定日に再び来所して面談を受けなければならない。

失業給付を継続して受けるためには、さらに原則4週間に1回、ハローワークに出向く必要がある。

実証実験では、離島など52市町村に住む人を対象に、資格決定や面談を市町村役場で行う。

市町村職員が同席し、オンラインを通して管轄のハローワーク職員と面談。

本来、ハローワークに提出すべき書類は市町村に提出し、送付してもらう。

通信障害なく面談できるかどうかなど効果を検証した上で、離島以外でも実施するかどうかを決定。2023年6月ごろまでに結論を出す方針だ。


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