中国が尖閣諸島(沖縄県)を含む空域に防空識別圏を設定し、飛行の事前通告を求めた問題で、自衛隊機と海上保安庁の航空機が、この空域を中国への通告なしで飛行したことが11月28日わかった。
緊急発進(スクランブル)など中国側の反応はなかったという。
中国国防省は、防空識別圏に関する指示に従わない航空機には、中国軍などが緊急措置を取る方針を11月23日に発表していた。
海保は飛行した日時や機数は「運用上支障がある」として明らかにしていないが、同日以降に通常業務の一環として東シナ海を飛行した。
また、防衛省関係者によると、自衛隊機も従来通りの哨戒活動などを変えておらず、11月28日までに中国が設定した防空識別圏内を飛行した。
当然の行為であり、毅然とした迅速な行動を見せつける必要がある。
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