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T見君が予約した遠州屋。
多分、考えに考え抜いたのだろうと思う。業界団体の会長を接待するうえで、ある程度の格式ある店をとチョイスしたのだろう。
その宴席に何故か自分も参加しろとの命令が出され、お手伝い役で参加したが、行ってみると、怪鳥が勤めている会社に近く、ボクは団体の会長ではなく、怪鳥と酒が飲みたいと思った。
外観は大衆居酒屋というよりは割烹風で、うまい魚を食べさせてくれる予感はあった。店の外に宴会の予約を入れた団体名や会社名を書いた看板があった。評判はいいようだ。
白い暖簾をくぐって店内へ。
2階に上がって、お座敷へ。
木造の店は古いが、清掃がいきとどいており、気持ちがいい。
ただ通された部屋の畳は古くて、もう何年も替えていないようである。
料理は残念ながら覚えていない。
接待の場で、しかもボクは補助の係だった。率先して、お酒を注文し、率先して小間使いをした。
魚料理は概ね好評だった。
「これおいしいね」という言葉が飛び交っていた。
後日、お店のHPをみると、2016年が創業から50周年だという。
多分、創業からすでに代替わりをしているのだと思う。ある人の食べログの投稿に、先代社長の思い出のようなものが記載されていた。
どうやら釣り好きだったみたいである。
50年もの間、店が繁盛しているのは、やはり常連さんがたくさん支えているからなのだろう。
会計はボクがしなかったので、金額は知らない。
大衆居酒屋とは違うので、今後この店を個人的に使うかは分からない。
でも、やっぱり宴会にべき使う店だと思う。
確かに宴会か法事での利用が多いようですよ。
偉大な先代だったのでしょう。
さて、来週あたり、浅草で会いましょう。