墓参りの季節がやってきた。
子どもらは、山口のおばあちゃんチに行ったので、今年はかみさんと2人で。それでも、墓参りの帰りには、いつも決まって行く、「バーミヤン」に。5日前も中華街で、中華を食べたばかり。ただ、その時は「肉の盛り合わせ」だけを食べただけだから、中華のリベンジの意味合いも合った。
「バーミヤン」では、基本的にオーダーするものが決まっている。
「国産青菜炒め」(540円)。
「餃子」(330円)を2枚。
そして「炒飯」(650円)。
飲み物は、もちろん「紹興酒」。1杯が僅か108円という気軽さだ。推定で0.5合の紹興酒だが、これが実にうまい。いつも中華街で飲む紹興酒よりも断然うまい。中華街の「山東」や「安記」で出てくる紹興酒の小瓶は1合で600円くらいするが、これが実はあまりおいしいとはいえないのだ。それと比較すると、「バーミヤン」で出てくる紹興酒は実にマイルド。これがすいすいといけちゃうのだ。
しかも、料理もうまい。
中華系チェーン店では断トツのおいしさだろう。
とりわけ出色なのは、「餃子」。
「餃子の王将」よりも「熱烈中華食堂 日高屋」よりも圧倒的なうまさだ。「王将」も「日高屋」も餃子はべちょべちょだが、「バーミヤン」はパリパリ。もちろん、値段が違うから、同じように比較はできない。「日高屋」は6個で220円。「王将」は6個で240円。「バーミヤン」は先述したように6個で330円。「日高屋」と比べたら110円も違う。これでうまくないわけがない。
この日はだいぶ寒かったので、紹興酒は温めてもらった。
「バーミヤン」の店員は、温める紹興酒を「熱燗」と言う。まぁ、確かに熱燗には違いないが、どうもボクには抵抗がある。その熱燗には、しっかりとザラメもついてくる。恐らく、コーヒーに提供する砂糖のようだが、それをしっかりと付けてくれる配慮にも好感が持てる。紹興酒は3杯ずつ。それで会計は2,300円ちょっと。抜群に安い。
中華街ならこうもいかない。1回行ったら8,000円は使う。しかも往復の電車賃に大人だけで2,000円近く払う。
もちろん、本格的な中華とファミレス中華を同じ土俵で比べたら、失礼になる。けれど、満足度で言えば、「バーミヤン」だって、かなり満足だ。
中華最強伝説はまだまだ続く。
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