「BBB」

BASEBALL馬鹿 BLOG

居酒屋さすらひ 2147 - 最強の国士無双 - 「高砂酒造」(旭川市宮下通)

2024-10-22 19:09:22 | 居酒屋さすらい ◆地方版

「大舟」の後の話し。今回は居酒屋の話しではなく、蔵元さんの話題。前夜のさすらひ記録などを記載するため、この回を設定した。

A社の4名は二次会に行くという。そこまでついていったら野暮というもの。失礼させてもらい、旭川の街に出た。

旭川出身、T社のS部長から聞いた旭川のおすすめ居酒屋、「梁山泊」へ。このお店、多店舗展開しているらしく、市内にいくつかあるらしい。たまたま、「大舟」の近くに「梁山泊」があって、入ろうとしたら、中の焼き場の人と目があってバツが出た。

え? まだ21:15だよ。

一人客だから、ダメ出し?

なんだか釈然としないが、仕方なくもう一つの候補へ。

太田和彦さん絶賛の「独酌 三四郎」。

MAPを見ながら辿り着き、戸を開けると、中から声が聞こえた。

「ごめんなさいね。今日はおしまいでーす」

え? 女将さん、出てきてもくれない?

がびーん。

旭川の夜はこんなにも早いのか。

なら、もう一軒。ここなら絶対に営ってる。

キティラーの「ゆきちゃん」の店。立ち飲みと標榜するが、実際は座飲み。

「また来ます」と約束して、はや5年。ようやくその約束を果たすときが来た。

駅前の雑居ビルの地下。

記憶を頼りに歩くと、お店はまだあった。入ろうとしたら、男の低い声が聞こえてきた。何やら深刻な話しである。

うっ。

これは入ったらいけないかな。暖簾の手前、踵を返した。

残念。タイミング悪し。

ビルを出て、旭川ラーメンの「ばら」を検索した。5年前に旭川の〆でいただいたラーメン屋さん。ところが、「ばら」は閉業していた。あの当時も「ばら」のお母さんはご高齢だったな。

万策尽きた。

最後の望みで旭川駅に行ってみたが、店はことごとく開いてなかった。

その日はコンビニでカップラーメンとビールを買って過ごした。

翌日、仕事を終えるとA社の札幌支店の方が造り醤油と酒蔵さんに連れて行ってくれた。もう至れり尽くせりである。

酒蔵さんは昨夜たくさん飲ませてもらった「国士無双」を造る「高砂酒造」。歴史ある古い酒蔵さんだった。

都会にはない大きな家屋。ゆったりとした時間が流れている。

いくつかのお酒を試飲させてもらった。けれど、その前に行った雲丹醤油を買ったせいで、もうお酒を買う荷物的スペースがなかった。

試飲させてもらい申し訳ないが、お酒を買うことは出来なかった。

だからまた宿題が増えた。

また旭川に来られるだろうか。その時は「ゆきちゃん」に行って、「高砂酒造」で「国士無双」を買って、そして三浦綾子文学館に行くつもり。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 居酒屋さすらひ 2146 - 旭川... | トップ | 中華さすらい 215 - 食べ逃し... »

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (QOOTES)
2024-10-22 20:46:03
高砂酒造、僕も行ったことあります。かなり前ですが(笑)。酒粕アイスを食べました。

旅先で飲み屋に振られ続けること、ありますよね。そう言う時、北海道ではセイコーマートのお惣菜で一人パーティコースです、僕は。

でも北海道って週末のおひとり様お断り率、高くないですか?そこそこ印象悪いです(笑)。そこに座ってる女子3人客合わせた額より僕の方が2~3倍使うのに・・・といつも思います。

北海道のとある地方の行きつけも入れてもらえるまで3回トライして、3回目にご主人が根負けしたように入れてくれました。今では常連さんにしてもらっていますが、仕事で面倒を徹底的に避けているのに、そういうところではとことん粘り強くなれる自分が好きです(笑)。
返信する
Unknown (熊猫)
2024-10-23 08:44:15
qootesさん。
おはようございます。

qootesさんは確か、三浦綾子文学館にも行かれていますね。さすがです。

一旦酒場に振られると、その後も何度行っても振られ続けるパターンにはまります。それは地方も都市部でも同じで。
その場合、本当にご縁がないか、それとも店主(女将さん)の好みで選ばれないかなのでしょう。

>でも北海道って週末のおひとり様お断り率、高くないですか?

あまり断られたことがないので感じませんが(基本的に立ち飲みばかりなので)、やはり客単価を吟味しているのでしょうか。
カウンターのないテーブル席のお店で一人だと、こっちも辛くなるときはあります。

>北海道のとある地方の行きつけも入れてもらえるまで3回トライして、3回目にご主人が根負けしたように入れてくれました。

是非、そのお話しをいつか書いていただきたいです。稚内ですか?
返信する

コメントを投稿