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モザイクの一球 NO.0006 ~ボール犬、ミッキー君引退。でもホントに退団すべきはアンタですから~

2005-06-10 20:30:42 | モザイクの一球
  名作アニメ、「フランダースの犬」の主題歌で登板する日本球界初のボール犬、広島カープのミッキー君(背番号111)が7月10日の讀賣戦を最後に退団する可能性を各スポーツ紙が報じた。
  人気の過熱でミッキー君のご自宅にまでファンが詰め掛けるなど、疲労がたたったのだろう。
  4月17日の横浜戦では捕手倉義和を主審と間違え、「やべぇっ」ってな感じでさっさと踵を返していたっけ。少々残念だが、致し方ない。

  さて、広島カープは6月1日のロッテ5回戦から同5日のオリックス6回戦まで泥沼の5連敗を喫した。
連敗中、特に効果的な対策も打たずただ安易に打順を入れ換えてもがくのはほぼ例年どおりのことである。  トップバッター、尾形佳紀、4番グレッグラロッカが相次いで故障すると、打順をめまぐるしく入れ換えた。そこにあるのはチームビジョンの欠片も感じられない、行きあたりばったりの采配だ。

  例えば尾形の代わりに一番打者に据えたのは森笠繁である。この森笠まで故障で欠くと次に木村拓也を一番に据える。(6月10日楽点戦は末永政史を起用)果たしてこれが最も最善の策だったか意見は別れるところだ。確かに木村にはシーズンを通してトップバッターを務めた経験がある。だが、だがトップバッターとして結果を残したとは言えない。それをただ経験の有無だけで起用したのであれば何も進歩していないと疑ってみたくもなる。そもそも山本浩二監督が考えるチームの完成形はこの期に及んで余計分からなくなった。もう5年も監督を務めているのに、だ(1期目を含めれば10年)。確かに尾形の離脱は思いがけない突発的なことだった。だが、そうした最悪のケースを想定した緊急マニュアルまで持つに至らなかったのが山本監督である。『若手が育たなかった』、監督にもきっと言い分はあるだろう。

  しかし、5年も監督を務めて何も残らない、のであれば、即刻お辞めいただく他あるまい。シーズンはまだ半分以上も残している。これ以上だらだら意味のない戦いを続けるのは時間の無駄だ。更に言えばベンチの士気の低下が著しい。選手のモチベーションを高揚できないリーダーは不要である。とりあえずは監督経験のある三村敏之ヘッドコーチを監督代行とし、来季監督の人選を早急に検討すべきである。

  ミッキー君より退団すべきはあなた山本浩二監督だ。


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