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東京に角打ちは数々あれど、クラフトビールの樽生が飲める店をボクは他に知らない。
しかも、クラフトビールはその時々によって違う。ご機嫌な角打ちである。
それが、ボクの近所にあるものだから、こんな幸せなことはない。
ボクが、卒業論文で苦しんでいたあの冬。飲みに行きたい衝動を抑え、ボクが辿り着いたのは、この鈴大酒店。
お正月も元旦から営業しており、なんとも重宝する店で、ボクは気分転換にビールを飲みに行った。
この日のビールは、COEDOの某銘柄。実はとある事情で、銘柄は明かせないが、多分他所では飲めない貴重な銘柄である。
一杯600円。
この日は、正月ということもあり、漬物を出していただいた。
申し訳ないことにサービスである。
角打ちといっても、飲むスペースはない。強いて言えば、店頭の歩道か。この辺は、三河島の「家谷酒店」と似ている。
目の前が銭湯という点も共通である。
休みの日の夕方、うまいビールを飲みに出かける幸せはまさに特権だ。
暮れなずんでいく風景に溶け込みながら、ビールをいただく極上の時間。
まさにコットンタイム。
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