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居酒屋さすらい 1937 - 盤石のつまみ継投 - 「杯一」(北区東十条)

2022-08-20 22:15:40 | 居酒屋さすらい ◆東京都内

「一生」を出て、とりあえず東十条に向かうことにした。当然、まだまだ飲み足りない。中央図書館の通りを北に歩いた。すると、道路の拡幅工事の準備が進められていた。都道460号も拡幅による用地買収が進む。もしや中央図書館の前の通りが、その460号と合流するのかしら。その460号を歩いた。ほぼ買収は終わっているように見える。富士神社ですら、敷地を提供したのだから。ただ、東十条駅の上側はセブンイレブンをはじめ、まだそのまま。ちなみにセブンイレブンの向かいの和菓子屋さんは、拡幅の用地ではなかったが、こないだお店をたたんだ。

さて、いろいろ悩んだが、「栄楽」に行こうと思った。東十条からもう少し北に歩く。ジャンさんと行って以来だから、ものすごい久しぶりだ。ところが、店の近くまで行ったのだが、店を発見できない。こういうことは度々起こる。「栄楽」とはそういう店なのだ。仕方なく、東十条に戻って、「杯一」を目指した。我が町の酒場でふらっと立ち寄れる店は、「新潟屋」でもなければ、「飛葉」でもなく、「栄楽」か、「杯一」で今の所決めている。どちらとも気安いところがいいし、ホッピーもある。

さて、その「杯一」、お店に入ると、コの字カウンターには、一人客が4人と、2人組のサラリーマンがいた。自分は入口手前側の席に座り、いつものおばちゃんにわ、ゆ「ホッピー」と「キャベ玉」をオーダーした。「キャベ玉」は時間がかかる料理だが、敢えて最初に注文したのだった。

19時を回った店内は程よく人がいて、一人客は静かに飲んでいたが、2人のサラリーマンは結構騒がしかった。東京のコロナ陽性者が初めて3万人を超えた日の2日後の夜である。

やがて、「キャベ玉」(400円)が運ばれてきたが、やはり抜群にうまい。

キャベツと玉子のコンビネーションが、絶妙のハーモニーを奏でている。「杯一」のマストメニューである。正直、これ一品だけで、最後までもたせることは可能だ。だが、それだと困った客になってしまうので、「コロッケ」をオーダー。

ホッピーにコロッケって、贅沢だ。コロッケは衣はやや白いのだが、外はサクサク、中はほっこりで旨い。付け合わせのサラダ用に用意されたマヨネーズをちょっとつけながらいただくのは、まさに禁断の味だ。

「キャベ玉」、「コロッケ」とつなぐリレーは悪くなかった。これで〆ても充分なのだが、この日はまだそれで収まらなかった。「一生」で、つまみにあぶれた反動かもしれない。

最後は「焼きさば」にて終了。これ、結構、盤石なリレーだったんじゃないかな。先発の「キャベ玉」はイニングイーターとして、7回まで投げて、セットアッパーの「コロッケ」も強力。そして守護神の「焼きそば」を投入して逃げきった。万全のゲームプランだったし、「杯一」の勝利の方程式としてもいい。これだけきれいに決まると、気持ちがいいし、お会計は確か、2,040円だった。

もちろん、大満足でお店を後にした。

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