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居酒屋さすらい 1652 - またもや、キレッキレの人見参 - 「大衆酒場 晩杯屋 蒲田西口店」(大田区西蒲田)

2020-06-21 20:39:37 | 居酒屋さすらい ◆立ち飲み屋

蒲田で仕事を終えたのが15時ちょうど。

早すぎる。余りにも早すぎる。え?会社に戻るか、否かの心配かって?いや、酒場が開いてるかの心配である。だが、15時に確実に開いてる立ち飲み屋がある。それは「晩杯屋」。蒲田は初めての来訪である。

豪雨をついて、JR駅の西口へ。このあたりは勝手知ったるエリア。住所を見ると、なるほど、駅前のやや南側、トヨタレンタカーの営業所らへんではないか。そのあたりを散策すること15分。しかしながら、一向に店は見つからない。もう一周、付近を周回したが、やはり見つからず、何気なしに上を見ると、あっ、あった。なんだ、二階か。店はボロビルの二階なのだが、分かりやすい看板類が一階には全くない。多分、初めての人は、必ず悩むだろう。

自分が蒲田で働いていたのが18年前、多分その時も、このビルはあったはずだが、気にも留めだことかなかった。今回、そのボロビルに初めて入るのだが、このビルは本当に大丈夫なのかと心配になるくらいヘタっている。ただ、東日本大震災でも倒壊しなかったのだから、そんなに心配することでもないかもしれないが。

店舗は立ち飲みと座飲みのハイブリッド。店内はかなり広く、これまで入った「晩杯屋」では大山店に次ぐ面積かも。

お店到着15時半。それなのに、既にもう2人の客がいる。

さて今日も、まずは「ゴールデンチュウハイ」から。目の前の女性店員にオーダーすると神業的な手早さで、ジョッキに氷を入れ、チュウハイを注ぐ。もしや、この手つき、あの伝説のキレッキレの女性ではないか?端正な顔立ち、しなやかな動き、柔らかな物腰、火の打ちどころのない接客。多分そうだ。

つまみは、「煮込み」と「チーズカリカリ」。ちなみに今回の「煮込み」は玉子なしで。

昨今の「晩杯屋」は立ちと座の混合化が進んでいる。多分、座飲みのニーズが高まっていると思うのだが、気になるのは屋号。「晩杯屋」は立ち飲み店の場合、「立吞み 晩杯屋」と名乗る。一方、座飲みの場合、「大衆酒場 晩杯屋」としている。では、ハイブリッドの店舗の場合はどうか。蒲田西口店の場合、「大衆酒場」になっていた。これが何を意味しているか。つまり、立ち飲みよりも座飲みの方が優先されているという事実。いや、「晩杯屋」は立ち飲みから始まったのだから、立ち飲み主導で店舗開発をしてもらいたい。もし、これが「丸亀製麺」の意向なのであれば、実に寂しいことだ。

「ゴールデンチュウハイ」をおかわりする度、キレッキレの神業を拝見させてもらう。その動きは、溜息をつきたくなるほど見事だ。

最後の一品は

もちろんあれ。

「大盛りレバーホルモン」。

実の大きさよし!揚げ具合よし!そして、うまさよし!もちろん、大満足。

酒場激戦区、蒲田に「晩杯屋」見参。けれど「食べログ」得点、3.08は並の店だ。蒲田で舌の肥えた酔人は辛口評価のようだ。

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