ちょうど5年ぶりの旭川。5年前は吹雪でホワイトアウトな夜だった。
取引先のA社2名と空港で合流。さらに札幌支店の人が空港まで迎えに来てくれた。北海道勤務は大変だ。守備範囲が広すぎる。
クルマで宿泊先に向かう途中、「おいしいソフトクリームが食べられます」と札幌支店のお二人が立ち寄ったのが、道の駅。
道の駅、大好きなんだよね。野菜とか特産品とか、一堂に見られて。ただね、ここは浮かれてはいけない。まだまだ仕事中。
でも、せっかくアテンドしてもらったので、ソフトクリームはチェック。そのソフトクリーム屋さんは専門店ではなく、パン屋さんが販売していた。ただ、そのパン屋もなかなか雰囲気がよく、ハードパンもあるし、個人的にはパンの方に興味があった。地方に来ると、パン屋さんが本当に充実している。自然酵母が豊富だし、水も違うからね。
さてさて、半ば強制気味にソフトクリームを買う流れになって、ちょっと戸惑う。というのも、この集団の中で自分が一番の年長者だったから、自分がご馳走するべきなのかと。いや、ここは自分が案内した訳ではないから、それは違うんじゃないかと葛藤した。5人分のソフトクリーム、たかだか2,500円でしょ。気前よく出そうぜ、と逡巡していたら、S石女史がすでにとっとと会計を済ませていた。
こういうのって迷っちゃダメ。
ここが小物に留まる所以なのだろう。
で、自分の購入の番がきて、カップのチョコソフトをオーダー。これがなかなかイケてるルックスで、「あぁ映えね」と合点。
今時の商品やサービスって映え要素も取り入れて開発しないといけないから大変。だ、このソフトクリームは外見だけではなかった。味わいが濃厚。さすが北海道。乳製品のアドバンテージが高い。
ダっ千葉が誇る、「マザー牧場」で何が一番おいしいかといえば、断然ソフトクリーム。濃厚かつ滑らかさではそんじょそこらのソフトクリームは偽物みたいに見えてくる。そのマザ牧に見劣りしない濃厚&滑らかさがあった。
このシャレオツなパン屋のソフトクリームは、自分のソフトクリーム史に残るひとつの事件だった。
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