
十条駅を降り、演芸通り商店街に足を踏み入れる。
かつてあったボクのお気に入りの立ち飲み「龍馬」はもうない。今は「串かつでんがな」が幅をきかせている。その「串かつでんがな」を左に折れると、突き当りに怪しげな看板照明を見つけることができる。
「タイ風居酒屋 イサーン」。
随分前から気になっていた。何度か店の前まで行ってみたこともある。
けれど、なかなか入る決心はつかなかった。
「イサーン」という名前がまた魅力的だ。
タイ東北部の地域名。
貧しさ、鬼門、儚さを漂わせる東北地方はタイも日本も同じである。
苛烈なタイ料理にあって、イサーン地方の食べ物は滋味である。
国境を境にするラオス料理と似ている。おこわのようなご飯を岩塩で食べたり、ガイヤーンがそれほど辛くなく、鳥の香ばしさが充分に引き出されていたり。
ボクはタイ料理が大好きだが、しかしいかんせんそれほど安くはない。ボクのお気に入りの店「ブルースカイタイランド」のランチは1,000円である。
たまに夜の部に行くと、会計が1万円近くになったりして、ボクのイメージではタイ料理=お高いというのが定着したイメージだ。
とりわけ高いのがお酒。シンハービールのボトルで600円とか場合によっては700円とか平気でする。これがタイ料理高価説に拍車をかけている。
だから、タイ料理屋にはもうあまり行かなくなった。
「イサーン」も多少高いだろうと高をくくっていた。
だが、驚いたことに「イサーン」は安価だった。タイ料理の酒肴は300円から600円。抜群に安い。
シンハーやチャンビールは600円ではあるものの酒も大概300円。そのラインナップにはホッピーもあって、タイ料理を食べながら)ホッピーも飲めるというそんじょそこらのタイ料理屋では味わえない趣向が凝らされている。
店内のカウンター席に座ると、壁にびっしりと張られた短冊メニュー。酒肴は紙の短冊だが、飲み物は青いプラスチックに独特のフォントで書かれている。このプラスチックのメニュー、確かどこかで見覚えがある。
どこだったっけ?
まぁいい。とりあえず、酒を頼むか。
まずはホッピー白。
酒肴は何にしようか悩むほど、料理が充実している。
「パッタイ」、「ソムタム」、「カオソーイ」、「トムヤムクン」といったお馴染みのメニューから、聞き慣れない食べものまで、20種類程度の料理がある。また、同店人気ナンバーワンメニューと言われるのが300円の「タイ風オムレツ」だ。
ここはまず、「オムレツ」を頼んで様子を見た。
支払いはキャッシュオンデリ。
「オムレツ」。
おいしい。
ナンプラーが優しく効いている。これに端を発し、ボクは注文しまくった。
料理は全ておいしかった。
何せ、本場タイの女性が作ってくれる料理は本物だった。味よし値段よしのタイ料理にこれ以上、なんの文句があるのだろうか。
都内のどこに行っても400円で食べられるタイ料理などない。
青いプラスチックのメニュー表をあれこれ考えていた。その独特のフォントを重ねつつ、思案していると、池袋の「小島」にも同じようにメニューが貼られていた。
事情を聞いてみると、「イサーン」と「小島」は系列店であるらしい。
これで納得した。道理で安くておいしいはずだ。
ここ良いですよね。
以前は日曜日もやっていたのですが、客が来ないからと定休日に。今もそうなのかな?
また、行きたいけど、東西線沿線住民からすると、移動が面倒なんですよね。
直線距離はそんな遠くないはずなんですが、乗換えが面倒で。
この店で被るのはちょっとした驚きです。
しかも、ここは路地裏にあって、発見しにくいですよ。
入りづらいし。
東西線沿線からの遠征はちょっと難儀ですね。
日曜日はほとんど通らないので分かりません。
ダッタンそば茶ハイが美味しかったです。
初めての時は一人で行ったのですが、常連のお客さんが優しく受け入れてくれて嬉しかったです。
ダッタンそば茶ハイのチョイスもただものではないです。
わたしもこのとき、常連さんと仲良くさせていただきました。
その方はよくバンコクに行っているという自由人風の人でした。
現地ではお安い屋台料理なのに、日本の価格だと高級料理並になるもんねえ。それ見ちゃうとなんか萎えるんだよねえ。
汗だくになる、アスファルトが溶けるような暑い路肩で、やっすいプラッチックの青とか赤のちゃっちい椅子に座って、ぶっかけ飯にナンプラー漬けにされた青唐辛子乗っけて食って、更に汗だくになるっていうのがいいよねえ、やっぱタイ料理食うとなると・・・。
あれとあれとって指差して、ご飯にかけてもらって食うあのスタイル。
6月のインド行きはバンコクでトランジットがあるんだよ。
多分、降りる余裕はないんだけれど。
行きてえな。
バンコク。
自分が通っている店は一部常連同士が険悪な状態で良くないです。
片方は私なんですけど。
どうにも譲れないものがありまして。
お客もお店の雰囲気を作りますからね。
通うお店があるのはうらやましいです。
わたしも「おかえり」って言ってもらえるお店、ほしいです。
反りが合わないお客さんていますね。
お酒飲んでいるから、まさに一色即発。
そこは門仲のお店ですか?
ちょっと行ってみたくなりました。
カウンターしかない狭い店なので、ストレスがハンパ無いですw
周りの人間には、行かなければ良いのにと言われますが、店とケンカした訳じゃないし、代わりになる店も見つからないので。
私の知り合いだと分かると、敵視され嫌味を言われるオプション付ですw
相手はBBAなんで、みんな適当に合わせてる感じです。
狭い酒場の濃い人間関係。
「笑すせぇるすまん」みたい
近々、門仲に行くかもしれませんが、ちょっと探索してみます。
目印はBBAですね。