
さて、腹も減ったし、久しぶりの早稲めしでもいただきますか。
「キッチン南海」や「オトボケ」もいいけど、やっぱりここは戸山キャンパスの学食で。早稲田気分を100%漫喫するなら広くて明るい戸山だと思う。できたばかりの早稲田アリーナも見てみたいし。
戸山カフェテリアに来るのは5年ぶりか。一度、仕事で途中で立ち寄ったっけ。
目当てはもちろんカレー。いかにも学食という、あの早稲カレーを大盛りでいただきたく。村上春樹ライブラリーで、安西水丸さんの本を見ちゃったっていうのもあるかも。
注文の列に並んでいたら、なんだか蕎麦も食べたくなって、「釜揚そば」なるものもオーダーしてしまった。都合、900円越え。まさか、学食で1,000円近くも頼んでしまうなんて。でもね、なんだか舞い上がっちゃうんだ。
見事に大きいカレーの大盛り。一口いただくと予想通りの甘さ。ふぅ。うまい。レトルトではなく、昭和の手作りカレーはやや粉っぽいけど、それがまたかえって良かったりする。
自分はよく所沢キャンパスのカレーをいただいてきたけど、やっぱり味が違う。とこキャンの方がパンチがある。どっちが正解って訳でもないが、洗練されているのは、むしろとこキャンの方かも。
大学のカレーで好きなのは明治大学の「トリプルカレー」。学食の眺望の良さとあのボリューム感は他校の学食カレーを寄せ付けない凄みがある。それに比べれば、早稲カレーはちょっとおとなしい。でもね、たまにいただくとホッとするんだ。懐かしいカレーっていうだけでね。学生にとってはお袋のカレーを思い出す人もいるかもしれないし、人によってはこれが東京カレーのスタンダードになるかも。だから、いつか社会に出た時、これがカレーの原風景になるんだろうなって。
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