「田楽」で飲んだが、ろくなあてにありつけず、すっかり腹が減った。あぁ、久しぶりに「光栄軒」の唐揚げが食べたい。なんとしても腹いっぱい。
お店到着17時丁度。既に2人の客がいる。カウンターに腰掛けるとすぐに冷たいお茶が出てきた。自動的に出てくるお茶もこれがもう最後だったらいいな。そう思った。
「唐揚げ」と「半炒飯」。
そしてほどなくして出てきた「唐揚げ」は、実に懐かしい。あぁ、これをいただいていた頃は間違いなく平和だったなとしみじみ思う。マスターの唐揚げ、「光栄軒」の唐揚げは間違いなく中毒性がある。周期的に食べたくなるんだ。
ちょっとすると、釣り人2人組が入ってきて、小上がりに着席した。
「ビールあるかな」と大声でいうとママが、「明後日からだから。もうちょっと待っててね」。となだめた。マスターも「すみませんねぇ。明後日まで」と言葉を被せた。
そうか。もう解禁まで明後日か。今回はなんか長かった。いや、自分はちょこちょこ酒を飲みに行ったが、お店の人からしたら、相当長い時間に感じたはずだ。いつもと違う日常。自由に営業できないもどかしさ。大変だったはずだ。
来週来た時は果たしていつもの賑わいを取り戻しているのだろうか。楽しみでもあるし、怖いような気もする。
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