墓参りに行くと、更地になっている区画を見るようになった。墓じまいをする人が増えてきたことを実感する。
我が家の墓には数年前から椿が自生して、どんどんでっかくなった。はじめは、なんだか植物が芽を出したと、放っておいたら、みるみる大きくなり、お隣さんに枝を伸ばし、墓石にも影響を与えるほど成長した。
昨年暮れから、この椿を切り倒す方向で枝葉を切る作業を行っている。墓参する度に少しずつ切っているのだが、なかなか切り倒すことはできない。
今回もある程度で作業を終わらせて、帰路のバスに乗った。
行き先は「魚べい」。
11時台に入店したが、既にテーブル席は8割程度の入り。どんどん客の入りが早まっている。
今回の墓参、息子が不参加。段々、4人が揃うことも少なくなってきた。娘と3人でスタート。
まず、我々夫婦は「えんがわ」から。かみさんは生ビール、自分は日本酒。
いつからだろうか。鮨の最初を「えんがわ」にしたのは。確か、浦安で住み始めた時に、もう確立していたような気がする。
娘はゆる〜く、えびから。
お店はもう完全にファミレス状態。親子3代が入り混じる。
お寺さんには、寺猫がいる。ただの猫ではない。名前を呼ぶと呼んだ人の元へ来るのである。或いは、人の声がすると、ニャーニャー鳴き始めて、近寄ってくる。世の中にいる、気まぐれな猫とは違うのだ。我々の墓参の楽しみの一つに、この寺猫の存在がある。会えたら嬉しいのだが、会えなかったら落胆。この日はめでたく会えたため、気持ちは高揚した。
「えんがわ」の後はまぐろを2皿、そして鯵。かみさんは赤身が好きではないので鯵の後はやりいかとはまち。
おっさんはもうゆるゆると飲む。かみさんと娘は仲良く談笑して過ごす。
今の子たちはラーメン(〆)を食べるのが戦略。鮨はだいたい16貫食べた、ラーメンに移行。かみさんはいつもフライドポテト(バター醤油)を間に挟む。
すごいね。今時の回転鮨(回転してない)。
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