昨年8月、アキバ電気街の区画整理のため、立ち退きをした老舗インドカレーの「ベンガル」。その後、ホームページ上で、移転復活を目指すとしていたが、遂に復活を遂げていた。
神田明神に米麹を買いに行く折り、普段は通らない道を歩いていると、なんと「ベンガル」と書かれた店があるではないか。
急いで、米麹を買って、その足で「ベンガル」へ。店員さんにきくと、3月にはオープンしていたと。マジか。
ボクの好きな、「ビーフ角切りカレー」(1,100円)を中辛でオーダー。平べったく盛られたご飯と、グレイビーボート。あぁ懐かしい。グレイビーボートの中には、分厚いビーフがゴロゴロ。やっぱすごいよ。
カレーソースのスパイシーさは、移転前となんら変わらず。とにかくうまい。しっかり、煮込まれたビーフは、口に入るとホロホロ。たまんね~。
清涼感のあるカレーソースと圧倒的なボリューム感のあるビーフ。1,100円は高いけど、その価値は充分。
だって、副菜のアチャールもボクは大好きだ。
あの独特のピンクのテントはなく、店の情緒は、もうない。それが少し残念でもあるけど、そんなことはどうでもよい。今は、「ベンガル 」が復活したことを素直に喜ぶべきだ。
場所は末広町の北西角。もはやアキバのエリアとは言えないが、今や「ジャンカレー」、「カリガリ」、「Browny」といったカレー専門店の実力者が軒を連ねるエリアにあえて、出店してきたことにも、ファンは驚きだ。
1,100円のカレーは安くはない。でも、「ベンガル」のカレーはアキバの 文化財だと思う。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます