すっかり立ち飲みづいている。
真夏の暑い盛り、新橋烏森のお店を物色。適当な店がないから、誕生日の月日を合算した数字を頼りに、現在地からその数字件目の店に入ろうと決めた、わたしとMJ。題して飲み屋んルーレットは進行方向から向かって左側の界隈を担当したMJが高級割烹。そして、右手界隈を数えたわたしはクラブ風の酒場に。
こりゃ、どっちもNGだ。
今日もかなり蒸し暑い。このまま、店を探しあぐねては干上がってしまいそう。
え~い、ままよ。ふと目についた店、「じゃんけんポン」に入ろうではないか。
別に立ち飲み屋を意識したわけではないが、「じゃんけんポン」も椅子がない完全立ち飲み屋。これでこの放浪記は3軒連続で立ち飲み屋となった。しかも、最近やけに幅をきかせているスタンディングバーとは違い、まさに立ち飲み屋だ。
店内は5つくらいの立ち飲みテーブルと軒先にも幾つかの卓が用意されている程度でそんなには広くない。既に何組かのサラリーマンが酒宴を繰り広げているが女性の姿もちらほら。店員さんも女性だから、女性だけで入っても恥ずかしくはない。しかも、メニューにゴーヤチャンプルーなど用意されている点は女性にも配慮した結果であろう。
さて、店内の立ち飲みテーブルに陣取ったおっさん予備軍(わたしはもうおっさんか)二匹は生ビール(450円)を注文。速攻で飲み干す。「いやぁ、今日も暑かったね~」。
店内は適度に話し声で満たされ、開け放しの窓からは涼しい風すら吹いてくる。ん~、夏らしくていいねぇ。
2杯目の生を飲むと、いよいよ体もクールダウン。この瞬間だけに生きているような気もする。
肴といえば、まず「煮込み」(350円)。そしてポテトサラダ(350円)。煮込みはスープがさらさらの新橋スタイル。あっさり派にはお奨めの一品。
超一流企業に勤めるMJ。最近のマイブームは都立雪谷高校野球部監督相原健志氏の聞き取り取材とのこと。MJ、すっかりスポーツジャーナリストへの道を歩んでいるんだね。その相原監督「今年のチームは弱い」という。2年前、都立高校として甲子園出場を果たした同校。今夏はどこまで勝ち進めるのか(注 7月14日2回戦で敗退)。次第にMJの言葉も熱を帯びる。
高校野球予選の話しで酒を飲むのも夏らしくていい。だが、この後話題はサッカー日本代表のコンフェデレーションズ杯に向かっていく。(ちと古いか)
気がつけば酎杯を2杯もおかわりしていた。この酎杯はなんと200円。う~ん、安くて助かる!!「これならママもオッケーさ」(♪トライデントシュガーレスガム♪)
しかもかなり酔いも回ってきた。
ついつい興奮してグラスを落として割ってしまった。ごめんなさい、お店の方。ごめんよMJ。最近お酒弱くなっちまってさ。
お会計は一人2千円ちょっと(だったと思う)。この金額で十分に暑気払いできたわけだから安い!!
締めは近所の「大島ラーメン」に寄り、熱いラーメンを一杯。この店のラーメンは飲みの締めにはぴったりな味だ。
ありがとうMJ!またこのへべれけのわたしを介抱してくれ。
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