感情的FC東京論 「クラブミーティングについて」

　12月16日、FC東京のクラブミーティングが開催された。
　多くのサポーターから様々な意見が出された。

　「原博美監督は退団したが、フロントの責任は問われないのか」
　「強化部長が何故この会合に出てこないのか」
　「一言、強化部長に謝罪してほしい」
　「ビジョンのない補強は、補強ではなく補弱だ」
　「土肥ちゃん、福西選手の放出の仕方は冷たい」
　「今野選手、ルーカス選手の移籍が取り沙汰されている。優勝争いをしないから出ていく選手が後を絶たない」

　そして拍手喝采を浴びた意見は。
　「未だに埋まらないケリーの穴」
　「強化担当はサラリーマンじゃダメ、プロフェッショナルを連れてこないと」。

　そうそう、こんな意見もあった。
　「来季の展望が見えない時点で来季のソシオを継続するか分からない。今季も福西選手が加入したので継続した」というのである。

　うんうん。
　皆さんの気持ち、よく分かるし、クラブに対する憤りはわたしも同じように抱えている。
　けれど、強化部長の吊るし上げはいかがなもんか。
　ソシオをやめるぞ！と凄んでみるのはいかがなもんか。
　ベテランの選手の辞めさせ方に文句を言うのは、ちょっと甘ちゃんじゃないか。

　ささやかながらどんなに弱いクラブでも、チームがあればそれでいい。
　週に１度、好きなクラブの試合があれば、他に何が必要か。

　人生に必要なものは勇気と想像力、それに少しのお金。そしてビールに愛するクラブチーム、だ。
　わたしの場合はね。