雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

自己紹介・天体写真再開後の歩み(講演会資料その1)

2016年01月13日 | 天体写真よろず話
雪の少ない暖冬ではありますが、当分の間 星を見る事はできそうにありません。
そこで前回記事に掲載した「上越天文教育研究会」での講演会の内容で
当座の画像ネタ切れをしのぐ事にしました。
10日の午後から役員会終了後の研修会という事で、1時間半ほど天体写真のプレゼン をさせていただきました。

今回は「自己紹介」と、昨今の天体写真事情を盛り込んだ「天体写真再開後の歩み」を。

掲載した画像は講演会で使用した画像の一部で、編集加工してあります。

メインタイトルです。

高校生の頃、自作のカメラで月食の写真を撮ったことが天体写真の始まり。
退職が近くなったころ、30年ぶりに天体写真を再開しました。

自宅での撮影風景もお見せして、自己紹介を終わりました。

今回の講演会用に新たに作成したプレゼン資料です。

30年間、タンスの上で眠っていた赤道儀です。
昔もほとんど使っていなかったので新品同様で、動作も問題無し。

あとはフィルムにとって替わったデジタルカメラの能力がどの程度のものか?
デジ一眼は持っていなかったので、手持ちのコンデジで検証してみました。
ハードディスクの損傷で画像データは失われていたので、残っていたプリントを写したもの
ちっちゃなカメラなのに肉眼以上の星の写りにビックリ。

10日後には単身赴任先の新潟駅のヨドバシカメラでデジ一眼を購入していました。

買ったデジ一眼で最初に撮った写真です。
カシオペア座からペルセウス座二重星団が写っています
圧倒的な星の数に感激して、大きくプリントしてみたのですが・・
左上部分で星が大きく流れているのが見つかりました。
( 星像が鋭くなるほど、星像の乱れも目立つということをこの時知りました。 )
結局 メーカー修理で戻ってきてからは、現在も優秀なレンズとして活躍しています。

30年前の赤道儀でノータッチガイド撮影していたのですが、
じきに中古の望遠レンズ(焦点距離100mm)が加わりました。
( 撮影ノートには パチスロで勝ったので購入と・・)
天体写真を再開してじきに 運良くホームズ彗星の大バースト(2等級まで急に増光)に出会うことができました。

ちょうどそのころ天文雑誌にはこんな記事が・・
改造費も光害カットフィルタも安くなかったのですが、
冬場で星が見れないこともありカメラの改造を決断。

改造の済んだカメラが戻ってきた翌日に撮った写真です。
いずれも100mmの望遠レンズで撮影
この頃はカメラのファインダーで見える明るい星を基準に構図を決めていました。
このため、目には見えないバラ星雲は画面隅にかろうじて入っていました。

その後、いずれも中古でしたが200mmまでの望遠ズームとフィルム時代のサンニッパレンズを購入しています。
カメラを改造して半年くらいは赤い星雲を中心に撮っていたのですが、
やがて天の川銀河の外の対象にも目が向いていきました。
しかし300mmで見栄えがするのは明るく大きなアンドロメダ銀河くらいで、
次第にカメラレンズの限界を感じるようになりました。

そこで購入したのが、なんと口径20cmの反射望遠鏡でした。
この鏡筒は大口径の割りには軽いのが購入した理由
このでかい鏡筒を9センチ用の赤道儀に載せて撮影を始めたのですが・・

この続きは、次回で。

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講演会のプレゼン資料づくりを始めたのは正月のお酒が抜けてから。
それなりの時間をかけたのですが、
当分撮影できない中で
こうしてブログ記事にも活用できて得した気分です。
今朝起きたら白くなっていましたが、積雪が少なくまだ除雪車の出動なし。

雲上くもがみ
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コメント (8)
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