雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

雲のち電線 無理してクレセント星雲(はくちょう座)

2018年07月27日 | 天体写真(星雲・星団)
14日夜の3タイトル目は、はくちょう座のクレセント(三日月)星雲にしました。
この星雲は8日夜にヨンニッパレンズでサドル付近(はくちょう座ガンマ星)を撮った際に
画像の端に写っていたものを R200SSでアップして撮り直すことに。

問題は前回同様 南天撮影用の道路側設置場所の真上に電線群が通過しており、
南中後に横切らなければならず、その際に不都合な事が発生しやすい事。

そこで南中直後から撮り始め、電線群にかかる前に撮り終えようとしたのですが・・
あいにく雲が流れてきてしばし待たされることに。
結局 雲が無くなったの南中してから40分後になりました。
撮影開始したころには既に電線群に入り込んでいました。
最初に撮った1分露光8枚は大丈夫だったのですが
6分露光画像のガイド流れが目立ち、4枚で打ち切りました。

なんとか処理した画像です。
NGC6888 クレセント星雲 (はくちょう座)
( 画像クリックで元画像の25%表示 )
( 北 は 上方向 になります )
撮影DATA : 2018/ 7/ 15am 01:11’~  Vixen R200SS+コレクターPH(合成f=760mm))
露出 分 × 枚+分 ×  ISO 3200 LPS-D2 EOS 6D (HKIR改造)
タカハシ EM-200 Temma2M マイクロガイドスコープ 60 ToupCam ステラショット ステライメージ7

実は流れた6分露光の4枚の画像はそのままでは使えませんでした。↓
そこで、昔 使ったことのある 『比較暗ずらし』 処理を行いました。↓
ステラショット7 で コンポジット前の流れた画像を開きます
合成 メニュー/コンポジット を選択
ウインドウ で 「 次の画像を選択 」
合成方法 を「 比較暗
ずれた方向に合わせて 移動 させて、星を丸く 流れが目立たないようにします
処理の終わった画像をコンポジット(重ね合わせ)に使用します。

今回は流れの方向が揃っていた事、流れの目立たない1分露光画像もあったことから
あえて 弊害のある 『 比較暗ズラシ 』 を久々に使ってみました。

尚 今回ガイド流れが目立った大きな要因として
流れた向きと電線の方向が合っていることから
電線によりガイド星に発生した光条がいたずらしたのでは?
と考えています。

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連日の猛暑で夕方の水やりはかかせません。
昨日 里芋の大きな葉の裏で見つけました。
どっちが頭かわかりません
これは以前「モスラの幼虫」としてブログに登場したものの仲間でしょうか。
「モスラの幼虫」 過去記事は → こちら

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コメント (4)
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