雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

「中秋の名月」2019(拡大し過ぎが裏目に)

2019年09月14日 | 天体写真(月・惑星・彗星)
まだ7日夜に撮った画像もあるのですが、
昨夜は「中秋の名月」でこちらは一晩中 雲なしの予報。
満月は ”皆既月食” でもない限りまず撮ることはないのですが、
テレビなどでやたら宣伝するので晴れれば撮ってきました。
調べたら過去に3年連続で撮れたこともあったのですが、
2015年が最後で、ずっと天候不良で撮れずじまいでした。

そんな訳で 今回はどう撮るか考えた結果、
できるだけ描画画素数を増やして大判プリントにも耐える高精細な画像を目指す事に。
具体的には長焦点のVC200L鏡筒にcanonEF2.0xで合成焦点距離3,600㎜に拡大。
1枚には収まらないのですが、フルサイズのEOS 6D(HKIR改造)を使うことで
南・北の2枚モザイクで収まる事がわかりました。

北部・南部それぞれ24枚ずつRAWモードで撮り、ステライメージでTIFFに変換して処理しました

ところが撮影の準備段階で早くも問題が発生。
拡大し過ぎて おまけに満月だからピント位置がはっきりしない
● ピント位置がわからなければ明るい星でバーティノフマスクで確認
の方法もあるのですが・・ 拡大し過ぎて星の導入は精度不足とあきらめ

月が上って 家の壁から顔を出してから南側電柱にかかるまで、
時間的には十分のはずでしたが 後半の撮影は電柱にかかってしまいました。

結局 画像処理の段階でピントが合っていなかったことが判明。
処理でピンボケをごまかそうとしたのですが、画像が荒れてしまいました。

中秋の名月 (月齢14.1)
( 画像クリックで当ブログ最大サイズでの表示 元画像の約30%に縮小 )
( 見た目と同じく 上が北になっています )
撮影DATA : 2019/ 9/13 23:00’~23:07 Vixen VC200LcanonEF2.0x (合成f=3,600㎜)
露出 1/125秒 × 24枚 ×2モザイク  ISO 400 EOS 6D(HKIR改造) タカハシ EM-200 Temma2M 
AviStackでコンポジット ウェーブレット処理 マイクロソフト I.C・Eでモザイク結合

他にも月の画像処理で出番の多いAviStackはすぐメモリー不足のエラーを出すのですが、
今回は撮影画像を2分割でもダメで 結局4分割が必要で、
分割作業でほぼ徹夜になってしまいました。
それでも私のお気に入りのソフトです。

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いま我が家の「かたてま野菜」で残っているのは
2代目のナスとサトイモです。
キューリは50本以上とれたのですが、ナスも30個くらいはいけそうです

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コメント (2)
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