雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

フルサイズで、ジャストフィットの「上弦の月」

2021年07月19日 | 天体写真(月・惑星・彗星)
17日夜、37日ぶりに撮影できました。
と言っても 雲の無い素晴らしい夜が訪れたという訳ではなく、薄雲必須での徹夜でした。

ずっと撮れないまま 満月期に入ってしまう”あせり”からでしたが、問題は月を撮るのかどうか?
この夜のメインタイトルは短焦点反射鏡筒(R200SS)による夏の星雲だったのですが、
先に月を撮るなら長焦点のVC200L鏡筒が必須で、その後 鏡筒を載せ替えなければなりません。
暗い中で重い鏡筒を載せ替えるのはリスクを伴い、
そうでなくても短い夜の貴重な撮影時間をロスすることにも。

撮影プランを考えている中で、
今回の上弦の月がフルサイズカメラならモザイク撮影なしで1フレームに収まる事がわかりました。
実はこれまではAPS-Cサイズの無改造カメラで月面を分割撮影していたのですが、
改造済みのフルサイズカメラEOS 6Dなら
分割撮影なしで月の全体像が撮れることがわかりました。
これで月の撮影にかかる時間を短縮できますが、新たな問題も発生します。
(その辺の細かい話は編集後記の後に書くつもりでしたが、別の機会にということで・・)

フルサイズカメラでモザイク撮影なしで撮影した上弦の月です。

 上弦の月(月齢 7.4)
( 画像クリック箇所に応じて、北部・中部・南部 に分けて 元画像の50%サイズまで拡大表示できます )
( 見た目と同じく 上が北になっています )
撮影DATA : 2021/ 7/ 17 20:57’~21:00 Vixen VC200LcanonEF2.0x (合成fl=3,600㎜)
露出 1/20秒 × 30枚  ISO 400 EOS 6D(HKIR改造) タカハシ EM-200 Temma2M 
ステライメージ9(ベイヤー・RGB変換) ステラショット2(導入・撮影) 
AviStack(コンポジット処理・ウェーブレット処理)

露光時間を変えて計130枚も撮ったのに、モザイク撮影なしのため30分で完了できました。
その代わり画像処理には2日もかかって・・
うす雲の通過で月の明るさが変わるほどだったのですが、処理後は予想外に見れる半月になりました。

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本日2回目のコロナワクチンの接種を終えました。
地域別の集団接種だったのですが 1回目は約1時間、
今回は待ち時間を含めて30分未満でした。

キューりは取れ始めてから1ケ月すぎたのですが、今日は7本も
ご近所に”泣き落とし”でもらってもらうのですが、それでも冷蔵庫にあふれています

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