雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

<Ⅱ銀河系-05 ベテルギウス>自宅で撮った『大宇宙SCALE』

2022年02月18日 | 自宅で撮った『大宇宙SCALE』
積雪は少なめですが2月半ばを過ぎても いまだ2022年の天体写真初撮りはならず。
今回も ”自宅で撮った『大宇宙SCALE』” でモチベーションの維持を。

退職を機に再開した天体写真ですが、70代に入ったくぎりとして
この約10年間で撮ったものを振り返って見ることにしました。
掲載順序としては手持ちの天体写真集 大宇宙SCALE を参考に
地球から近い天体の順に掲載しています。

Ⅱ 銀河系
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Ⅱ-05 ベテルギウス 500 光年 
種別 恒星 明るさ 0.0~1.3等級 見かけの大きさ - 星座 オリオン座
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冬の星座である勇者オリオンの肩の部分で輝く赤色超巨星です。
不安定で周囲にガスをまき散らしていて明るさが変化しますが、
くじら座ミラのように大きさが周期的に変化するわけではありません。
まもなく超新星爆発を起こすかのではと 話題になっている星です。

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長焦点の反射望遠鏡で撮影した ベテルギウス
撮影データ:2021/ 1/20 VC200L+レデューサーHD(合成fl=1386mm) 露光時間15秒 ISO6400 EOS6D(HKIR改造)
オリオン座が南中した時にカメラレンズで撮影したものです。 ↓
2017/11/22am TamronZoon fl=24mm

以下は書籍の「大宇宙SCALE」をまねて ベテルギウスと同程度の距離にある恒星をピックアップしてみました。
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ミルファク 592光年
ペルセウス座 α星で散開星団に属する黄色超巨星です
2019/11/1am 30秒露光 カメラ三脚で固定撮影

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アンタレス 604光年
さそり座 α星で 年老いて直径が太陽の700倍まで大きく膨らんだ赤色超巨星です
火星に負けない赤さで輝く事から名付けられました
2019/5/29 30秒露光 カメラ三脚で固定撮影
土星のいるさそり座頭部 ↓
2015/ 6/10 canonEFズームレンズ(fl=70mm) 赤道儀で追尾撮影
長時間露光で撮ったアンタレス周辺 ↓
2020/5/28 canonNFD400mm望遠レンズ 赤道儀で追尾撮影

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リゲル 773光年
オリオン座の1等星で、高温の青色超巨星です
撮影画像はベテルギウスのオリオン座の写真に一緒に写っていますので省略します


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天体写真のモチベーション維持のためのブログ記事作成と書きましたが、
これだけ星と縁遠い天気が続くと
このような記事を作成するのも正直しんどいです。
この程度の積雪なら機材の設営場所を掘り起こすのはたやすいのですが、
その気にさせる週間予報がまったく出ません

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