雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

ASI 533MC Pro 導入検証(その4)撮ってみんと わからんのだけど ・・

2023年04月23日 | 機材
うまくいけば19日夜に ASI533MC Pro の初ショットを撮れるかと思っていたのですが、
当日になるとSCW雲予報では薄雲が周辺にあって、実際の夜空もぱっとしない空。
その先の予報をみたところ、2日後の21日の方が良さそうだったので
撮影を延期したのですが その後予報ががらっと変わって 、
雲が多めで 初ショットどころか検証用画像も撮れずに現在に至っています。

来るべき初ショットの夜に向けて、533MC用の導入 Mapの作成も始めました。
いずれもステラショット2での使用を前提にして、写野の中心座標を記してあります
上の導入Mapの中の一枚です。 ↓


他にも、想定されるGain露光時間ダークファイルは作成済で、
フラットファイルVC200L用のものだけ作成済です。 ↓
*添付されてきた購入元作成の かんたんマニュアル には ダークファイルは100枚作成とありましたが、頑張っても64枚作るのが精一杯

やはり気になるのが Gain露光時間 がどうなるかです。

裏面照射型CMOSセンサーや、冷却およびゼロアンプグロー回路などで
より高感度で 且つ きわめて低ノイズ。と 思い込んで購入したのですが、
先ほど「天文リフレクションズ」の新着記事で見つけて訪問したブログ
kuribouさんの ぐうたら星撮り記 を見て現実に目覚めました。

kuribouさんは後期高齢者になった記念にASI533MCで天体写真を始められたそうですが、
(  訂正とお詫び kuribouさんが天体写真を始めたのは古稀からで、後期高齢者になって始められたのはブログでした )
これまでASI533MCで撮られた画像と、その撮影データを多く掲載されていました。
それによると
Gainかんたんマニュアル で”無難”と書かれていたユニティーゲイン100の設定で、
露光時間は長めの5分で50枚から100枚近く撮って
総露光時間は10時間を越えるものも。
(注) ユニティーゲイン については前回記事を参照ねがいます
これでは私の想定していた高感度のセンサーとは、ほど遠いものです。

前回記事で EOS6D533MCのJPEG画像での感度の比較を行っているのですが
今 改めて見直してみると、
これまでのVC200L鏡筒での常用感度 ISO6400(by EOS 6D)のイメージに近いのが
Gain600(by 533MC)だったことは、案外 的を得た結果なのかもしれません。

メーカーが公表している特性グラフはGain450までですが、
Gain100と比較してGain400でも、飽和容量が約1/60に。
ダイナミックレンジ(グレースケル値で)も1/20近くまで狭くなりそうです。

これまで使ってきたEOS 6Dより、多くの露光時間が必要と言うのはいただけません。
なにか別の方策があるのかどうかを探るためにも
検証用の画像撮影が必要です。


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初ショットで待っているのは 「落胆」か「驚嘆」か などと思っていたのですが、
どうも前者になりそうな気配が ・・
せめて きわめて低ノイズであってくれれば 打開策が見つかるかもしれません。

ふしぎと昼間は晴れるので「かたてま野菜」の畑づくりを始めました
酸性土壌の中和のため石灰を混ぜ込んだところまで終わりました

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コメント (4)
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