雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

<銀河系外-15 うお座 M74銀河 >自宅で撮った『大宇宙SCALE』

2023年07月13日 | 自宅で撮った『大宇宙SCALE』
このところ雨模様の天気が続いて 梅雨の晴れ間もないため、今回も シリーズ自宅で撮った『大宇宙SCALE』でしのぎます。

Ⅲ 銀河系外
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Ⅲ-15 M74 銀河 3200万 光年 
NGC628:種別 渦巻銀河 明るさ10.0等級 見かけの大きさ 10.5 × 9.5分角 星座 うお座
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ほぼ真上から見た姿のこの銀河の直径は約10万光年と 私たちの天の川銀河とほぼ同じですが、
星数は少なく 質量は天の川銀河の約1/2と 淡いため
メシエ天体の中でも 最も見にくいもののひとつと言われています。

”完璧”あるいは”華麗な”と形容される渦巻きが特徴ですが、わたしはこれまで2回しか撮影していません。
2017年と2021年の撮影で、透明度の良かった2017年に撮った画像になります。 ↓
( 元画像の35%に縮小してあります )
( この画像は縦構図で撮っており、右が北の方向になります )
撮影DATA : 2017/ 9/ 29 01:44’~ Vixen VC200L+Red( 合成 fl= 1278mm F6.4)
露出 20分 × 枚 + 分 × 枚  ISO 3200 LPS-P2 Cooled60D (冷却 -7℃)
タカハシ EM-200 Temma2M マイクロガイドスコープ 60 ToupCam 
ステラショット2(導入・自動ガイド) ステライメージ9(画像処理)
縦(タテ)構図で撮ったのは、この前に撮ったタイトルが縦構図必須だったためそのまま続けて撮っただけで特に意味はありません

銀河部分を縮小なしで上が北になるように切り出した画像です。 ↓
均整のとれた渦巻き銀河ですが 淡いため撮影はかなりの難物

M74銀河 撮影時の『只今撮影中ショット』です。 ↓
( 鏡筒が向いた先にある四角枠が最初の画像の撮影範囲です )
2017年 9月29日 02時26分~ Tamron Zoom(fl17mm F2.8) 30秒×5枚 ISO1600 ソフトフィルター KissDX(SEO-SP2) 三脚固定 自宅裏で撮影


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梅雨時でもあり 毎年7月は一夜撮影できれば良い方です。
7月だけでなく 日本海側のせいか夏のシーズンは雲が多いように思います。
「荒海や佐渡に横たふ天の川」芭蕉が詠んだ句ですが、
果たして私が生まれた越後出雲崎の海岸で ほんとに天の川を目にすることができたかどうか・・
( この句は旧暦の七夕(現在の8月)に詠んだ句とされています )

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