雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

M51 子持ち銀河(2年、いや3年かけて7時間半露光)

2021年04月02日 | 天体写真(系外銀河)
3月二夜目の撮影となった19日夜の2タイトル目はおなじみ 子持ち銀河です。
当初南中する1時間前頃から撮影する予定でしたが、
前座のつもりで撮ったしし座の銀河トリオの露光時間を欲張った結果、
南中14分後の撮影開始となってしまいました。
朝の薄明が始まるまでねばって、なんとか総露光時間3時間近くになりました。

M51 子持ち銀河  (りょうけん座)  
M51(NGC5194):距離 2,300万光年 視等級 8.4等級  視直径 8.2’×5.6’ 渦巻銀河 
( 画像クリックで 当ブログ最大サイズで表示します )
( ほぼノートリミング 上が 北 になります )
撮影DATA : 2021/ 3/20am 1:42’~  Vixen VC200L(fl=1,800mm)
露出 15分 × 10枚 + 分 × 枚 ISO 6400 LPS-D1 EOS 6D (HKIR改造)
タカハシ EM-200 Temma2M マイクロガイドスコープ 60 ToupCam 
ステラショット2(導入・ガイド・撮影)ステライメージ9(画像処理)
縮小なしの元画像では、星とかろうじて区別できるはるか彼方の系外銀河が
数多く確認できるのですが、掲載した縮小画像ではちょっと難しい。

主役の銀河部分を元画像の70%縮小で切り出してみました。 ↓
親子の”子”にあたる上の伴銀河はNGC5195で、”親”より少し遠方にあるそうです

記事タイトルからお察しの通り
この銀河は昨年4月に全く同じ鏡筒および露光時間で撮影しています。
合わせると総露光時間5時間36分をコンポジットしてみました。
( 画像クリックで トリミング前の全体画像を表示します )
昨年 の撮影DATA: 2020/ 4/14 23:45’~ 露出 15分×10枚 + 3分×6枚 他は今回と同じ
 
かわりないじゃん !!
という声が聞こえてきそうなので・・
更に一昨年の3月に撮った画像も加えて総露光時間7時間半でコンポジットしてみました。
( 画像クリックで トリミング前の全体画像を表示します )
一昨年 の撮影DATA: 2019/ 3/ 9am 2:36’~ 露出 15分×6枚 + 3分×8枚 LPS-D2 FIL 他は今回と同じ
これでもか! というくらい ステライメージマルチバンドシャープを強めにかけてみました。
ちょっと やりすぎですかね?

恒例の『ただいま撮影中』ショットです。 ↓
( 画像クリックで星座名が表示されます )
 2時26分ころ~ TamronZoom(f17mmF2.8) 30秒×5枚 ISO1600 ソフトフィルター kissDX(フィルタ改造) 三脚固定撮影

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高田の夜桜観桜会が昨日からはじまったのですが、
早くも満開になっています。
昨年はコロナで中止、今年は宴会禁止でなんとか開催です。
見に行こうかどうか、悩むところです。

ウォーキングコースの謙信公の菩提寺 林泉寺の桜も満開
我が家の桜は散り始めています

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コメント (2)
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