雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

M101 回転花火銀河(2年がかりのリベンジ)

2021年04月16日 | 天体写真(系外銀河)
前回記事のしし座M95&M96のあとに撮ったのは
おおぐま座M101 通称回転花火銀河よばれています。
おおぐま座の尻尾の位置にあるこの銀河は春の系外銀河の中でも遅く南中してくるため
いつもはもう少し遅い時期まで撮らずにおくのですが、
昨年4月に2夜撮影したにも関わらず一夜目はガイド不良、
リベンジを狙った二夜目は雲の出現により途中で断念、計5時間半もの露光時間が無駄になりました。
そんな訳で今年は早めに昨年のリベンジとなりました。

M101 回転花火銀河  (おおぐま座)  
(右中)M101(NGC5457):距離 2,700万光年 視等級 7.9等級  視直径 13.9’×13.7’ 渦巻銀河 
(左上)NGC5474:距離 2,100万光年 視等級 11.3等級  視直径 4.8’×4.3’ 矮小渦巻銀河 
( 画像クリックで 当ブログ最大サイズで表示します )
( ほぼノートリミング 縦構図で撮っており 右方向が 北 になります )
撮影DATA : 2021/ 4/11am 0:56’~  Vixen VC200L(fl=1,800mm)
露出 15分 × 11枚 + 分 × 枚 ISO 6400 LPS-D1 EOS 6D (HKIR改造)
タカハシ EM-200 Temma2M マイクロガイドスコープ 60 ToupCam 
ステラショット2(導入・ガイド・撮影)ステライメージ9(画像処理)

”超”解像とはいきませんが、
田舎なれど団地内での庭撮りでデジ一眼としては、リベンジできたのではと自己満足。
来年もし追加露光できたらその時は縦構図でドーンと掲載したいと思います。

恒例の『ただいま撮影中』ショットです。 ↓
( 画像クリックで星座名を表示します )
1時34分ころ~ TamronZoom(f17mmF2.8) 30秒×6枚 ISO1600 ソフトフィルター kissDX(フィルタ改造) 三脚固定撮影
北斗七星が中央に見えていますが、上がおおぐまの尻尾になります

薄明が始まっても撮り続けたのですが、そのころには夏の星座が見えていました。
こちらも三脚固定撮影で30秒露光で撮ってみました。
( 画像クリックで星座名を表示します )
早朝のさそり座
3時59分ころ~ 30秒×5枚  * 他の撮影DATAは『ただいま撮影中』ショットと同じ
団地内のLED防犯灯で地上は明るく照らされています

自宅屋根から顔を出した夏の大三角形
4時02分ころ~ 30秒×4枚  * 他の撮影DATAは『ただいま撮影中』ショットと同じ
東側になる屋根の向こうは市街地の灯火で明るい

次回は 二夜連続となった11日夜の撮影画像の予定です。

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当初は桜も遅いと言われていた1月の記録的降雪。
ところが3月の高気温でいつもより早い桜の開花となりました。
そうなると気になるのは山菜”ぜんまい”の事。
まだ早いのか、もう遅いのか見当がつかないため
天気の良かった昨日 山にいってきました。
結論からいうとまだ早かったのですが、大雪の傷跡があちこちに
それでもカタクリがいっぱい咲いていました
来週あたりまた行って来ようと思います。

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コメント (2)
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