栗野的視点(Kurino's viewpoint)

中小企業の活性化をテーマに講演・取材・執筆を続けている栗野 良の経営・流通・社会・ベンチャー評論。

リサイクル事業を暴力団の事業と同列に語った麻生首相

2008-12-15 22:59:02 | 視点
 本当にこの人には呆れる。

口の歪みは心の歪みと以前から指摘してきたが、まさかここまでとは。

14日に北九州市の「北九州エコタウン」を視察した時、リサイクル処理の説明を

受け、「民間で銭にしちゃおう、しのぎにしようというところがすごいね」と

言ったのだ。

 「北九州エコタウン」は環境関連産業の集積地である。

そこで市の職員からペットボトルのリサイクル処理の説明を聞いた時に、

「しのぎにしようというところがすごいね」と感想を述べたのだ。

「しのぎ」だって。

暴力団が収入を獲得するのと同じ表現を使ったわけだ。

つまりリサイクル事業は暴力団がやっているのと同じだと言ったわけである。

冗談ではない。

日本語を知らないのか、それとも環境事業=暴力団がやる事業という風に理解しているのか。

いずれにしろ環境関連産業と、そこに従事している人達をバカにした発言である。

もういい加減にしてくれ、と言いたい。

こういう首相には一刻も早く辞任してもらいたい。



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