ぶな太の四季折々

身近な四季の花をカメラで追って

雪柳(ユキヤナギ)が咲きました

2011年03月26日 | 日記
庭の雪柳は毎年花の管理人が枝を刈りこんでしまうため
花は咲いても雪柳らしい風情を感じません。
散歩コースにある雪柳は枝が伸び放題になっており、
これが本来の姿だと思いました。

花は雪のように白く、木は柳のようにしなやかなところから
雪柳の名がつきました。
植物の名前はその植物の特性からつけられたものが多いですが、
雪柳はネーミングがよくマッチしていました。

一昨日行った公園にはいま黄色い花の咲くヒュウガミズキや
トサミズキ、レンギョウがたくさん植えられていましたが、
枝を刈り込んでいるため、花が咲いてもさびしかったです。
樹形も花の美しさを表す要素の一つだと思います。
公園の樹木の手入れが造園業者任せになっているのを
見かけますが残念です。

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猩々袴(ショウジョウバカマ)が咲きました

2011年03月25日 | 日記
庭に猩々袴(ショウジョウバカマ)が咲きました。
山野の湿ったところや渓流沿いに生えるとされていますが、
庭のショウジョウバカマはいたって元気です。
庭の下が岩盤で水はけがよくなくやや湿り気があるのが
幸いしているようです。

間引きするほどに増えていますが、アップした株以外の花は
小ぶりです。
10年ほど前に乗鞍高原の遊歩道を歩いたとき、
自生したショウジョウバカマの花を見ましたが、
株がもっと大きかったという印象が残っています。

猩々袴の名前は、花の色を猩々(注)の顔の色に、
下部の根生葉を袴に見立てたといわれます。
(注)猩々とは中国の想像上の怪獣で毛は朱紅色といわれます。

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寒緋桜(カンヒザクラ)が咲いていました

2011年03月24日 | 日記
家から約2キロある公園に歩いて行きました。
その手前に広い庭のある民家にハクモクレンと寒緋桜
(カンヒザクラ)が咲いていました。
ヒヨドリがつがいで花を突いていましたが、
カメラを向けたらどこかに飛んで行きました。

公園には花桃が咲きはじめていましたが、気に入った写真は
撮れませんでした。公園の中でアオジとジョウビタキの
オスを久しぶりに見ました。

寒緋桜の生える高台を思い出し行ってみました。
100メートル先から濃いピンク色の花が鮮やかに見えました。
寒緋桜は花が濃いピンク色で平開せず、鐘形なのが特徴です。
最初はその特性を知らないで花が全開するのを待ったことがあります。

寒緋桜といえば、沖縄の石垣島に自生している本場の桜を
以前見たことがあります。
当時は濃いピンクの桜という印象しかありませんでした。
石垣島の寒緋桜は桜前線のトップバッターのようです。


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早咲きのおかめ桜が咲いていました

2011年03月23日 | 日記
数日前に帷子川沿いを歩いていたら、造園業者の広大な
敷地の中にハクモクレンが咲いていました。
そのそばの早咲きの桜は満開でした。
同じ早咲きの河津桜に似た華やかさを感じました。

どこかで見たことのある桜だと思い、いま画像を見て
昨年大船植物園で見たおかめ桜と確信しました。
おかめ桜とは変わった名前をつけたものです。
豆桜と寒緋桜の交配種で早咲きは寒緋桜の特徴を
受け継いだようです。

この桜を誕生させたイギリスの研究者が日本風の名前をと
考えて「おかめ」とつけたといわれます。
日本人だったらもっと現代的な名前をつけたに違いありません。

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春の七草のハコベ(繁縷)

2011年03月23日 | 日記
いま散歩していると、ハコベがよく目につきます。
植物の写真を撮るようになって、身近な野草に興味を
もつようになりました。
あぜや道端のハコベに目がいったのはここ3、4年です。
ハコベは春の七草の一つですが、私たちの生活習慣からほとんど
無縁になりました。

野に咲くハコベに気づく人は少ないでしょうが、
ハコベと聞けば、島崎藤村の「小諸なる古城のほとり」に
出てくる繁縷を思い出す人は少なくないでしょう。
いまでもそらんじることができるのが不思議です!

小諸なる古城のほとり
雲白く遊子悲しむ
緑なす繁縷は萌えず
若草も籍(し)によしなし

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トチノキの白い花を探して

以前からブナとトチノキの愛好者です。 出身が栃木県であることもありますが、20数年前に パリに社員旅行したとき、エッフェル塔より車窓から見た 街路樹の白い花が印象に残りました。