レンギョウ（連翹）の思い出

黄色い花の咲くレンギョウ（連翹）は枝先を
刈り込まれているのが多いです。



散歩道の個人宅に枝が伸び放題のレンギョウ
を見つけました。
高さ３ｍの木を見てレンギョウらしさを感じました。
４月２日は連翹忌で、高村光太郎が亡くなった日に
庭に彼の好きなレンギョウが咲いていたといわれます。

１０年ほど前に県内松田町の最明寺史跡公園に
枝垂れ桜を見に行きました。
山側に数１０本のレンギョウが植栽されていました。
枝が伸び放題で身近に見る刈り込まれたレンギョウと
対照的でした。



１７日の染井吉野の開花を撮った日に近所の知人に
桜を撮ってきた話をしたら、帷子川の清来寺の
桜は満開ですといわれました。
それは彼岸のころに咲く彼岸桜でした。

追分の森のレンゲソウとキブシ

追分市民の森には田んぼがあります。
ある田んぼにはレンゲソウ（蓮華草）が
毎年咲きます。
蓮の花に似ているのが名前の由来です。





子供のころレンゲ畑は田舎では普通に見られ
ましたが、追分の森で身近に見られます。
戦後間もなく花の終わったレンゲソウを
田んぼにすきこんでいた記憶が残っています。
いま思えば肥料にしていたのです。



田んぼには水田雑草のタガラシが咲いていました。
この雑草は増殖して秋の収穫まで残っています。
それで田枯らしの名前がつきました。



水路沿いにキブシが花穂を垂らして咲いていました。
別の水路沿いの雑木は１２月に一斉に切られて
鳥もキブシも姿を消しました。
下垂れしたキブシの花穂を見ると癒しを感じます。

高台の家に雲南黄梅が咲いた

駅の行く途中に高台の個人宅があります。
高さ４ｍの擁壁から雲南黄梅の枝が枝垂れ
（しただれ）して見事です。





車庫の上につる性を植えたもので木曽コバの
擁壁に沿って３ｍに横幅が伸びています。
黄梅は迎春花を思い出しますが、雲南黄梅は
開花が一か月遅れて染井吉野の咲くころに
咲きます。
花は一回り大きく美しいですが、黄梅の季節に
マッチしないのが難点です。

次は２月に咲いた下垂れしてない黄梅です。

１７日横浜で桜が開花した

気象庁発表によれば東京では１4日に桜が開花
しました。
横浜では昨日１７日に桜の開花宣言が出ました。
昨日、隣の町内のこども公園に桜の開花状況を見に
行きました。



そこは道路から１・５ｍ下に桜があり段差を利用して
桜を接写できます。
数年前に見つけた私の桜開花の観察地です。
直径８０センチもある大木で、枝がほとんど
切られずに樹形を保っていました。

上にカメラを向けるので満足な写真でないですが、
横浜の開花宣言の日に花が撮れました。
花が咲いている箇所は２，３箇所しかなく、
運よく接写できたことを喜んでいます。

追記：
こども公園の２日目の桜をアップします。
日差しがあったので明るく撮れました。

追分の森の菜の花畑は輝いて

追分市民の森に行きました。
菜の花畑は日差しを浴びて映えていました。





ここに来ると約３００ｍ先の中原街道の緑色の陸橋を
ポイントに撮ります。
続いて来場者を入れて撮りましたが、人数が少ないと
菜の花畑の雰囲気が出せます。
数年前にここを訪れた若い夫婦が菜の花畑を一目見て
「ここは穴場ね」と話していたのを思い出しました。



近くに花桃が６，７本ありますが、木の下に花びらが
落ちて花の盛りを過ぎていました。
２，３年前に枝を切ったので以前の輝きが戻って
いませんでした。



高圧線の赤い鉄塔付近のユキヤナギ（雪柳）は
枝が刈り込まれていました。
森の入口の畑の縁のユキヤナギは枝が自然に
伸びていました。
小さな花は雪のように白く、枝は柳のように
細長く伸びているのが名前の由来です。